ハイジの山歩記

  山域・山行名他  韓国・慶尚南道 智異山(チリサン) 1915m  (2008/10/31〜11/02)
  メンバー  ちー隊長・ハイジ
  
  概 略

 韓国三名山(雪嶽山&ハンラサン)のひとつであり、本土最高峰でもある智異山
 (チリサン)へ。

 韓国南部にあるため通常は釜山からのアプローチとなるが、私達は格安航空券が
 沢山出ているソウル(仁川空港)を起点に、前後二日を移動に使い、11/1(土)に
 登山を楽しむ。

 歩いたコースは、北側登山口・ペンムドン(百武洞)〜チョナンボン1915m(天王峰)
 〜南側登山口・チュンサンニ(中山里)約12.9km。

 標準コースタイム (登り) ペンムドン〜天王峰   4時間30分
  (休憩含まず)  (下り) 天王峰〜チュンサンニ  3時間

 コースガイド&マップ等は、智異山国立公園HP(韓国語&英語) を参考にした。

           ※過去の韓国の山レポは下記をクリックしてください。

                  雪嶽山 (2007年6月)
                ハンラサン (2005年5月)(2007年12月)
                  北漢山 (2005年9月)
  


  10/31(金)曇り

 12:20 仁川空港発〜KALリムジンバス〜東ソウルバスターミナル(@14,000ウォン)

 東ソウルバスターミナルにはコンビニあり。明日の行動食のパン等仕入れる。
 下調べでは、14:30発のバスに乗る予定であったが、そのバスはハミャン止りで、
 ペンムドンまでの直通バスは15:20発とのこと。
 登山口で宿を探す予定であったが、遅い到着時間となってしまうので、急きょここ
 から電話にて宿探しをすることに・・・。
 拙い韓国語ながら、なんとか予約ができてひと安心。

 
              
 15:20 東ソウルバスターミナル発〜ペンムドンバスターミナル(@20,200ウォン)

 
            チリサン・ペンムドン行き高速バス

 19:00 ペンムドンバスターミナル着。
 バスターミナル至近に建つペンションのおかあさんが私達を出迎えてくださった。
 宿は素泊まりで、ひと部屋一泊 50,000ウォン。
 建物の二階部分が客室で、ミニキッチン、シャワー&トイレ付きのメゾネットタイプ
 のオンドル部屋だ。備え付けの布団が6組あったので、定員は6名か。
 食材を持ち込めるので、多人数で利用すれば割安だ。

 

 19:30 一階に併設された食堂にて夕食。(酒代込 21,000ウォン)

 
           山菜ビビンバ(奥)   テンジャンチゲ(手前)

 23:00 消灯。
              

  11/01(土) 晴
    

 ペンムドン登山口 7:20〜10:40 チャントモク待避所 10:55〜11:45 山頂(天王峰)
 12:25〜14:50 チュンサンニ(中山里)登山口着。

 5:50 起床。6:25〜朝食(辛ラーメン)。
 7:05 ペンション出発。

 
       バンダルコムペンション(TEL055-962-5353韓国語のみ)

 昨夜到着時は真っ暗だったので、バスターミナルや周辺の状況をよく見ながら行く。
 ペンムドン登山口までの間、道路沿いに十数件のペンション風宿泊施設があり、建物
 の一角で食堂も営業しているところが多い。
 山バッチを求め土産物店を覗くが売っていなかった。

 7:10 ペンムドン登山口事務所着。(入山料無料)
 登山ノートに今日行くコースや氏名等記帳する。ノートによると、すでにかなりの先行
 者がいるようだ。

 
                  ペンムドン登山口

 7:20 野営場分岐通過。標識に海抜540mとある。
 キャンプ場にはトイレや水場がある。
 キャンプ場の横を抜けると石畳の道は傾斜を増しながらが登山道へ変わる。

 8:05−10 ハドンバウイという名の大岩ポイント着。(小休止)

 
                   ハドンバウイ

 
                   鉄製の吊り橋

 8:40 水場通過。
 樹林帯の急傾斜の道を行く。

 9:00−05 ソジボン(1312m) 小休止。
 小広場になっており、わずかに展望も開け、良い休憩ポイントだ。

 
                ソジボン標識

 ソジボンからは緩やかな道が続く。

 10:05−25 展望の良い岩の上で大休止。(行動食のパン&お餅)

         ↓チャントモク待避所(鞍部)
 
                智異山縦走路を望む

 10:40 チャントモク待避所着。 (トイレ&水場あり)
 1997年に建て替えられた避難小屋は、150人収容。
 韓国の山小屋利用は予約が必要で、寝袋持参&自炊である。

 

 四方に延びる登山道の交差点に位置するため、大勢の登山者で賑わっている。
 特に本日は、大学生の集団3パーティー(各150人前後)が入山しているため、
 ここから見える山頂方面への道は、人の列が延々と続いている(^^;
 渋滞することが目に見えているので、少し長めに休憩する。

 
                ペンムドン(百武洞)方面

 
                 チュンサンニ(中山里)方面

 日本からの山旅ツアーでは、チュンサンニ(中山里)を起点にチャントモク待避所
 経由山頂(天王峰)の周回又は、山頂往復コースが歩かれているようだが、私達は
 個人山行を生かし、入下山口を別にする(^^)v

 10:55 3つめの学生集団が休憩している間に出発。
 主脈縦走路はいい眺めであ〜る♪

 
            チャントモク待避所方面を振り返る
    
 11:15 チェソクボン(帝釈峰)1808m 通過。
                                  ↓チェソクボン展望台
 

                     ↓チョナンボン(天王峰)
 
                   チェソクボンより望む

 
        トンチョンムン(通天門

 登山道渋滞にハマらずに済んだが、山頂標識周辺は黒山の人だかり!!

 

 11:45 山頂・チョナンボン(天王峰)1915m着。
 山頂標識前で写真を撮る人の順番待ち状態!

 

 なんとか標識写真だけを撮り、激混みの山頂を後に、少し離れた処で休憩する。

 12:25 出発。
 いきなり急な石の階段道が続く。
 行く手には学生集団も・・・。

 

 
         名刹だそうだが人だらけなので寄らずに通過

 13:15−25 ロータリー待避所(小休止)

 ロータリー待避所を後に数分行くと、傾斜が緩み開けた所は、振り返ると智異山の
 絶景ポイントであった。

 
            法界寺(左中央部)と智異山(天王峰)

 

 14:15−25 カルバウィ着。(小休止)

 

 14:50 チュンサンニ(中山里)登山口着。(トイレ&水場あり)

 

                             ↓智異山(天王峰)
 

 
                お口の中に天王峰〜♪

 15:10 中山里駐車場着。
 食堂や売店がある。バスターミナルはこれより先、徒歩5分ほど。

 

 私達は今夜も宿探しのため時間を節約し、割高だがタクシーを利用する。
 チンジュ(晋州)市外バスターミナルまで、50,000ウォン(所要約1時間)

 チンジュ高速バスターミナル傍の安宿に素泊まり。
 ひと部屋(ダブル)一泊 30,000ウォン(バス&トイレ付)

 町を散策しがてら夕食の店を探す。
 地元の人で賑わっている鉄板焼きの店で、タコと豚の三枚肉を食す。
 (酒代含め 32,000ウォン)

 23:30 消灯。

 
  11/02(日) 晴
 
 8:00 チンジュ高速バスターミナル発〜ソウル(江南)バスターミナル(@21,000ウォン)
 11:45 カンナム(江南)バスターミナル着。

 隣接されたセントラルシティ内で昼食&土産の韓国海苔を購入。

 13:45 カンナムバスターミナル発〜KALリムジン〜仁川空港(@14,000ウォン)
 14:35 仁川空港着。

 17:10 仁川発成田行きに乗り帰路へ。



山行記