ハイジの山歩記

  山域・山行名他   韓国(ソウル近郊)・北漢山(ブッカンサン) 836m (2005/09/03)
  メンバー   ちー隊長・ハイジ  
  概 略   
  山行の経緯については、9/05付け【ひとりごと】を参照。
  
  ソウル市中心部コリアナホテルに宿泊し、9/2〜4(2泊3日)ソウル観光を楽しむ。
  メインは勿論山歩き♪
  出発前日にネットにて、ソウル観光情報サイトをチェックし、記事を参考に【北漢山】
  行きを決める。

  登山口は四方にたくさんあるようだが、帰路にバスを使えるコースにした。
  参考までに、登山口入山料券の係りの方に伺った標準コースタイムを記す。

  北漢山城(ブッカンサンソン)登山口 〜 山頂 登り 2時間30分
  山頂 〜 ウイドン登山口              下り 1時間30分

  ソウル近郊では一番標高の高い山&韓国百名山&国立公園になっていることもあ
  り人気の山。
  入山料@1600ウォン。
  コースは整備され標識もあるが、主にハングル表記である。

  交通(往路):地下鉄3号線 旧把撥(グパバル)駅下車 
          704番バス乗車〜北漢山城(ブッカンサンソン)バス停(終点)下車

     (帰路):ウイドンバス停(始発)109番バス乗車〜ソウル市庁前下車
          
   ※ 市外バス料金(バス色:ブルー) 一律900ウォン 


  9/03(土) 曇   

  北漢山城(ブッカンサンソン)登山口 9:40〜11:50 山頂 12:30〜13:25
  ウイドン登山口着

  8:00にホテルを出発。
  グババル駅バス停前にてキンパッ(のり巻)とホットサンドを買い、朝食と行動食
  にする。
  バス乗り場には大勢の登山者がいる。
  
  北漢山城登山口終点までに、いくつかの登山口となる停留所があり、数組の登山
  者が降りてゆく。

  9:10 終点で降りるが、そこは大通り沿い。どこが登山口か???。
  他の登山者の後をついて行けばいいのか???・・・。
  皆が同じ方向ではなく、いくつかの方向へ散っていくので困ってしまった。
  
  意を決し、拙いハングルで尋ねてみると、日本語が多少わかるというその方が、
  親切に教えてくださった。
  大通りを直進し、ハングルの標識を右折すると、登山口駐車場に着いた。

  

  売店があり、のり巻やくだもの、飲み物などが売られている。
  山頂で食べる辛ラーメンと、ポカリ、ミネラルウォーターを買う。

  上画像の山が目指す北漢山か?と思いきや、ちがうらしい。
  左側にも特徴のあるスクッとした山があるのだが・・・。
  通りの右側には山の店やレストラン、カラオケボックスや宿泊施設もある。
  駐車場脇の道を山の方へ歩いていくと、券売所が現れた。

  9:40 やっとお目当ての登山口から出発。(水洗トイレ有り)

  

  前日のお天気予報は雨だったのだが、ラッキーなことに曇空(^^)
  平坦な道を20分ほど行くと再び車道が現れ、ハングルのコース案内があった。

  当初は右側のコースを予定していたのだが、沢沿いの左側のコースが良さそう
  なので、変更する。(どちらでも山頂手前で合流する)

  

  10:20 売店や有料休憩所を二ヶ所ほど過ぎる。
  車道も見え、このあたりまで車で入ることができるようだ。
  分岐があり、コース案内板に導かれ、山頂を目指す。
  間もなく、本当?に山道となり、人影もまばらになってきた。

  

  10:50−11:00 広場にて小休止。
  キムパッでお腹を満たし、更なる急登に備える。

  11:30 ウィムン(衛門)着。それぞれのコースからの合流ポイントのようだ。
  
                   衛門(ウィムン)

  ここから山頂へ向けて、更に傾斜の増す岩道を行く。

  

  ワイヤーロープの手摺を頼りに、慎重に進む。

                           大極旗はためく山頂
  

  高度を稼ぎ、振り返ると、マンギョンデ(万景台)の岩峰群に人の姿が見える。

  
                  マンギョンデ(万景台)

  途中に進入禁止のロープが張られてあったのだが、自己責任で登ってしまう人も
  多いということか(^^:

  
                インスボン(仁寿峰)
 
  岩壁登攀で有名なインスボン(仁寿峰)が大きく迫る。
  目を凝らすと、クライマーの姿が見える。

  
              山頂直下からインスボンを見下ろす

  の写真を撮り終えて、山頂へ行こうとしたとき、ハングル洪水の中で、すれ違
  いざまに思いがけず日本語を耳にし驚く!
  
  異国の山で出会えたことを喜び合い、挨拶を交わす(^^)
  広島の山の会のメンバー4人で、私達が下るコースを登ってきたそうだ。
  仕事の関係で、10年前ソウルに半年滞在したことのあるメンバーをリーダーに、
  ソウル市内からタクシーでウイドン登山口に入ったそうだ。
  三泊四日8人でソウルを訪れ、観光組と登山組に分かれたそうだ。

  11:30 山頂着。
  遮るものが何もない山頂は、836mという標高よりも遥かに高さを感じる。

  
                山頂・ベグンデ(白雲台)

  霞がかかっているが、うっすらとソウルのビル群が見えた。

  狭い山頂でお約束写真を撮り、直下の適当なところに腰をおろし大休憩。

  12:30 下山開始。
  ウィムンまで来た道を戻り、そこからウイドンへ向けて下る。

  12:45 山小屋・白雲山荘前通過。
  ここは食事が出来るようだ。井戸があり、水も飲める。

  13:00 ソーラートイレを過ぎたところで、インスボンのシャッターポイントがある。

  

  13:10 ウイドン券売所通過。
  13:25 ウイドン登山口売店広場着。
  ここからタクシーに乗れるが、バス停目指しアスファルトの道を行く。
  
  5分ほどでトイレと大駐車場が現れる。
  売店があり、店頭に山バッチを見つけ購入(^^)
  500ウォン(約60円)は安い!!

  

  14:10 車道を延々歩き、やっとバスターミナルにたどり着く。
  発車寸前のソウル駅行 109番バスに乗り帰路につく。(市中心街まで約50分)

   
    後  記
  
  本来はコリアナホテル至近のバス停(世宗文化会館前)で下車したかったのだが、
  ハングルの案内放送が聴きとれず、風景などを見て気をつけてはいたのだが、乗り
  過ごし、一つ先のバス停で降りた(^^;

  小さな失敗もご愛嬌(^^)
  地球の歩き方を頼りに、自由旅行をするのもまた楽しい♪
   




山行記