ハイジの山歩記

  山域・山行名他  西上州・表妙義縦走 白雲山〜天狗岳〜相馬岳〜東岳〜中之岳  (2007/03/10)
  メンバー  青空山岳会 よっちゃん&ひーちゃん御夫妻、ちー隊長、ハイジ
  概 略
 お天気予報が悪かったので雲取テン泊を中止し、代替案不用意だった【うわばみ隊】
 に、よっちゃんリーダーから嬉しいお誘いが♪
 急遽決めていただいたのは、御夫妻のホームグランドのひとつである妙義山。

 コースは、地図上では破線ルートの鎖場続くスリリングな表妙義縦走!
 妙義山を代表する上級ルートであ〜る♪
 初めて歩く私達のために、核心部の鎖場が登りとなるよう、体力的にはややキツめだ
 が、妙義神社から石門へのルートを選んでいただいた。 

 昨年11月、御夫妻と初めてお会いして裏妙義を歩いたおり、いつの日か歩いてみた
 い
と思っていたのだが、よっちゃんリーダーの元、ちー隊長共々御一緒させていただ
 き、緊張感を持ちながらも、リラックスして歩くことができた(^^)v

 ※昨年2006年11月・裏妙義のレポはこちら

 ※2009年3月のレポはこちら

  3/10(土) 曇
    

 道の駅妙義P 8:45〜11:40 相馬岳 12:00〜15:15 中之岳 15:30〜16:10
 第四石門〜16:50 石門入口

 朝、よっちゃん邸へ集合し、よっちゃん号にて登山口へ。
 8:30 道の駅妙義P着。(登山者は上段のスペースへ駐車するよう指示される)
 8:45 身支度を整え出発。

 
              道の駅妙義Pより望む白雲山

 旅館街を抜け妙義神社へ。
 

 本殿の前から右側の登山道へ。
 左側の道は石門広場まで続く、関東ふれあいの道・妙義中間道である。
 ひーちゃん、よっちゃん、ハイジ、ちー隊長の順に進む。

 9:30 大の字岩峰着。
 岩峰先端へは行かず、奥の院を目指す。

 
                   大の字岩峰

 9:50 奥の院着。地図表記3連30mの直立した鎖場登場!!
 まずは、ひーちゃんが取り付き、軽々とした身のこなしで登って行った。
 続いてよっちゃんも。 そして、ハイジの番。

 
          2連目の鎖に取り付き中(画像:よっちゃん提供)

 妙義山の鎖は【飾りじゃない】のは学習済み(^^)
 つま先で足場を確認しつつ、しっかり鎖を頼って登る。
 
 
           地図表記7m外傾鎖(画像:よっちゃん提供)


 10:05 見晴着(小休止)やっと主稜線へ出た。

 

 10:10 見晴出発。

 
  地図表記三連鎖。重い身体でよじ登る(^^;

 10:25 白雲山通過。
 10:35 大のぞき通過。
                浅間山
 

 地図表記スベリ台状20mの鎖からキレットへ下りる(画像:よっちゃん提供)
 

 11:05 天狗岳通過。
 11:25 タルワキ沢のコル通過。
 11:40 相馬岳着(大休止)

 

 本日前半の行程を順調に終えホッとする(^^)
 後半の核心部が控えているので、おしゃべりはほどほどに、昼食をとる。
 12:00 出発。

 12:15 相馬岳コース(国民宿舎裏妙義への分岐)通過。

 
                  茨尾根にある標識
 ザレた急斜面を慎重に下る。
 女坂分岐までは昨年歩いたコースだが、逆方向に歩いているので印象の違いを
 感じながら進む。(地図表記15m鎖トラバースなど)

 13:15 女坂分岐通過。
 さ〜〜て、いよいよ本日の核心部が近づいてきた(^^)

          鷹戻し
 

 地図表記数連の鎖と二段のハシゴ計50m鷹戻しエリアへ突入。

 13:40 鷹戻しの鎖場着。呼吸を整え、気を引き締める。
 時期的に早いためか、他のパーティーはおらず、私達だけなのでスムースだ。
 昨夜は冷え込み妙義山にも雪が降ったようで、ここまでの間にも稜線上にはうっす
 らと所々雪が見られたので、この鎖場では特に慎重になる。

 よっちゃんは念のため、確保のためのロープを用意してくれていたのだが、ハイジは
 自力でチャレンジしてみたかったので(ちー隊長もいることだし??)、死んでも鎖か
 ら手を離さないから大丈夫ですと辞退する(^^;

 はじめにひーちゃんが軽やかに登る。(他の場面でもそうだが)ひーちゃんの身ごな
 しを見ていると無駄のない所作ゆえ美しく、簡単に登れそうな感じがする。
 続いてよっちゃんが行く。

 そしてハイジの番だ。
 よっちゃんは、鎖を真ん中に左側にルートをとり軽やかに登ったので、ハイジもその
 ルートで取り付いた。が、これまでの鎖場と違い、(靴の裏の泥のせいもあるが)、
 足がかりが少なく、3歩?目の足の置き場が見つけられず、それ以上進めなくなっ
 てしまった!!

 一段上がったところで見守っているよっちゃんは、とても心配そうだ。
 ちー隊長が下から、手の力で登れるか?と訊いてくるが、重い身体&非力な腕力で
 は処理できるはずもなく・・・。
 息を整え、一旦下ることにした(^^;

 今度こそ落ち着いて、岩壁をよく見て、鎖からは少し離れてしまうが、足がかりになり
 そうなところの多い右側にルートをとり再チャレンジ!
 私にはこのルートが正解だったようで、難なくクリア(^^)v
 メンバーの皆様には大変ご心配をおかけしましたm(_  _)m

 
         鷹戻し・一連目の鎖場(画像:よっちゃん提供)

 二連目以降の鎖場は、ナイフリッジだが斜度も緩み岩も滑りにくく問題なく通過する。

 
              高度感満点の鷹戻しの鎖場

 14:00 鷹戻しの頭通過。
 14:15−30 眺めの良いポイントにて休憩。

 
                 石門群を望む

 休憩後はいきなりの大くだり(^^; 地図表記直立した2段25mの鎖場だ。

 
          2段目鎖を下るハイジ(画像:よっちゃん提供)

 ここの鎖は結構太めなので握りにくい。が、鎖場登降にも大分慣れてきた(^^)

 14:50 東岳通過
 15:15 中之岳着。(大休止)
 本日の核心部も無事終え、記念写真を撮る。

 
           かわいらしい中之岳(金洞山)の標識

 15:30 出発。
 またまた鎖場登場!(^^)
 

 15:35 西岳分岐。主稜のコル通過。
 気を抜かず、慎重に歩を進める。

 
           金洞山〜相馬岳縦走路入口標識の注意書き

 16:00 中之岳神社分岐通過。
 16:10 石門広場着。時間があればさらに歩き、中間道を通り妙義Pへ帰着する
 つもりであったが、陽は既に傾いているので、石門巡りを楽しむことに(^^)

 
        石門広場より望む第四石門と大砲岩(中央奥)

 第四石門をくぐり、鎖場を越え大砲岩へ向かう。
 
           大砲岩上でバンザイ♪の【うわばみ隊】

 奇岩のオブジェを楽しんだ後、再び石門広場へ戻り、石門入口へ向かう。

 
          第二石門の鎖場を登る(画像:よっちゃん提供)

 
             第二石門をくぐり下りる

 緊張も解け、すっかりハイキングモードに戻り、石門めぐりのしめくくりへ(^^)

 
           第一石門

 よっちゃんが携帯でタクシーを呼ぶ。此度も至れり尽くせりの山行であ〜る♪

     第一石門
 
        妙義山縦走路・石門入口

 16:50 石門入口着。
 17:00 タクシー到着。
 17:15 道の駅妙義P着。(タクシー代¥2,580−)
 帰路、もみじの湯へ寄り汗を流す(¥500/一人)
 

    後  記


 岩稜歩きと鎖場、アップダウンがあり歩き応えのある表妙義縦走路は、全身を使う
 大人版フィールドアスレチックのようで、緊張しながらも変化に富み楽しかった♪
 今後のトレーニングコースメニューに加えることは、いうまでもない。
 今後は、逆コースからも歩いてみたい。

 よっちゃん御夫妻には下山後も含め丸二日、大変大変お世話になりました〜♪♪
 ありがとうございました♪ m(_ _)m
 



山行記