ハイジの山歩記

  山域・山行名他  那須 ・三本槍岳 1917m〜大峠      (2006/10/29〜30)
  メンバー  T氏、O氏 M氏 K氏 W氏 S氏 ちー隊長、ハイジ
  概 略  
 ちー隊長の山仲間恒例の納会山行に同行する。例年は11月下旬頃の開催であ
 ったが、各自の都合で少し早めの忘年山行とする。
 
 M氏 W氏、ちー隊長、ハイジ組は峰の茶屋〜三本槍〜大峠コースを選ぶ。各自の
 ルートで三斗小屋温泉・大黒屋集合とし、今年の山行報告や、来年の計画等話し合
 いながらの宴会山行である。今年は呑み過ぎないよう肝に銘じ臨んだハイジであ
 〜る(^^; (※ちなみに昨年の山行レポはこちら)
  
 
  10/29(日) 晴

 ロープウェイ山麓駅 9:55〜10:45 峰の茶屋 10:55〜11:20 朝日岳の肩 11:25
 〜12:20 三本槍岳 12:40〜13:30 大峠 13:45〜15:00 三斗小屋温泉(泊)

 大宮駅7:10発やまびこに乗り、8:08 那須塩原着。
 8:30発のバスに乗る。時間的なものか、時期のためか、登山客は私達のみ。

 9:45 ロープウェイ山麓駅着。身支度を整え、9:55 出発。
 天気予報では、下界はお天気いまひとつの予報であったので、雨具着用の覚悟で
 出かけてきたが、幸い山の方はイイ天気(^^)v

 

 10:05 峠の茶屋通過。
 広い駐車場は9割り方埋っている。
 シンボルの鳥居をくぐり、登山道へ。
 10分ほどで視界が開ける。

    ↓剣が峰                                ↓朝日岳
 
          これから向かう朝日岳方面への稜線を望む

 何度も通り何度も見ている景色だが嬉しい♪

 

 10:45 峰の茶屋着。(小休止)

                  ↓流石山1813m        ↓隠居倉1819m
 
                峰の茶屋より望む

 風の通り道である峰の茶屋付近であるが、今日は珍しく微風程度で穏やかだ(^^)

               ↓剣が峰1799m        ↓朝日岳1896m
 

 10:55 峰の茶屋出発。
 本当に気持ちいい絶好の山歩き日和〜♪♪
 剣が峰を巻くようにつけられた道を行く。
 左上側へ目をやれば、特徴ある岩岩のお出まし。
 岩峰にがることを、ハイジは今回初めて気がついた!!

           窓がわかるかなぁ〜(^^)
 

  ↓黒点はロープウェイ
 

 ↑右側は谷を挟み、峠の茶屋から歩いてきた道が見える。(上側水平道)

 にせ穂高の異名を持つ朝日岳への道は、鎖の付けられた片側切れ落ちた岩道を
 トラバースする所もある。
                                          ↓朝日岳
  

 11:20 朝日岳の肩着(小休止)

               ↓隠居倉1819m     ↓流石山方面
 
               朝日岳の肩から望む

 
            登山者で賑わう朝日岳山頂(1896m)

 K氏は隠居倉経由で三斗小屋温泉へ向かうということで、ここから別行動となる。
 11:25 朝日岳の肩出発。
 ここからは登山者もぐっと少なくなる。

 11:40 熊見曽根通過。
 昨年は吹雪の中この先まで進み引き返したんだよね〜と、ちー隊長と言い合いなが
 ら歩を進める。

 やがて眼下に清水平の湿原が見えてきた。
 急下りの階段状の道を行く。
 
                清水平の湿原を望む

 
             清水平より望む三本槍岳(1917m)

 11:55 北温泉分岐通過。
 ちー隊長から聞いてはいたが、ここから三本槍岳へ登り返すまでの道は、深く掘れ
 た狭い悪路を行く。
                              ↓三本槍岳
 

 12:20 三本槍岳山頂着。(大休止)
 雲が大分でてきた。風向きも変わり冷たい。
 適当な所に腰を下ろし持参のパンで昼食。

 
                   三本槍岳山頂

                ↓(手前ピーク)流石山1813m
 
                    ↑画像中央・下側隠れた部分が大峠

                           ↓旭岳
 
            手前尾根が大峠への道

 12:40 三本槍岳山頂出発。
 三本槍岳からは、まばらな登山者もいなくなり、私達だけの道となった。
 緩やかな道を行く。

 12:50 甲子温泉分岐通過。

             ↓旭岳(1835m)
 
                  鏡ヶ沼を望む

 谷を挟んで左側に隠居倉コースの尾根を望む。今頃K氏はもう隠居倉を後にしてし
 まったかなぁ〜などと思いながら歩く。
 隠居倉コースの尾根の向うには、噴煙をあげる茶臼岳や、昨年歩いた沼原湿原も
 見える。
                        ↓流石山 ↓大峠山
 
                  ↑大峠を望む

 緩やかだった笹原の道が、眼下の大峠へ向けてザレた急下りの道へ変わる。
 13:30 大峠着。
 いい調子で歩を進めてきたので、長めに休憩。
 諸事情で山歩きは1年ぶりというM氏とW氏だが、とっても健脚であ〜る(^^)。

 13:45 大峠出発。
 涸れ沢状の登山道を行く。
 道の両側は、笹とブナ林の組合せで、いかにも熊出没注意であ〜る(^^;
 三斗小屋温泉までは、飛び石伝いに沢を3つほど越える箇所がある。

 

 
               2つ目の沢(中ノ沢)

 3つ目の沢に下りる手前に、2mほどの鎖場があった。
 ハイジは短足なので、足の置き場に難儀し、しっかりと鎖を利用する(^^;

 14:30 3つ目の沢(赤岩沢)通過。
 どの沢も飛び石伝いであるが、その箇所だけはちー隊長が先行し、ハイジを誘導し
 手を差し出してくれる(#^^#)
 一人歩きならば当然一人で対処するし、してきたので、今だって一人で大丈夫だよ
 ・・・と内心思うが、さりげない心遣いが嬉しくて、しっかり手を握ってしまった(#^^#)

 沢を渡ると、三斗小屋温泉へ向けて最後の登り返し。
 下りに慣れてしまった足には、最後の登り返しは足が重い(^^;
 すっかり葉を落としたブナ林の道を行く。 

 15:00 三斗小屋温泉・大黒屋着(泊)
 本館と離れ(新館?)の建物がある。
 離れの建物の窓から、別隊で一足先に着いていたS氏達が笑顔で迎えてくれた。

 離れは本館に比べて、建物が新しかった。
 日曜日泊だったためもあり、私達8名のために3部屋が用意されていた。
 荷を解き、早速本館の温泉へ。
 浴室は二つあり、時間帯により男女交代で利用する。(石鹸類使用禁止)
 入湯後、外水道で冷やしておいたエビスを回収する(^^)v
 
 先着隊は先に入湯を済ませ盛り上がっていたので、我らも大急ぎで追いかける♪
 角部屋を宴会部屋と定め、他部屋からテーブルを持ち込み宴の準備を整える(^^)

 16:00 宴の始まり〜♪
 テーブルの上には皆で持ち寄った豪華メニューの勢揃い(^^)v
 O氏持参の自家製お漬物2種類、小ぶりの茹でジャガイモ、我が母特製小松菜キムチ、
 セロリとにんじんのきんぴら、乾き物多種類。
 アルコールは、ビールに焼酎&日本酒の紙パックが多種類、ウイスキー。

 呑むほどに、語らうほどに、皆日頃の社会的な顔を捨て、純真な子供の頃に帰ったよ
 うないい表情になってくる(^^)

 17:30 夕食のお膳を受け取り、8人のオジさんたちの宴は続く〜♪
 18:30 お膳を返し、宴会続行!(^^)

 21:00 消灯。数名が寝室へ消える・・・。
 ヘッデンを燈し、ひそひそ話しの後、21:45 大人の呑み会はおひらきとな〜る(^^)

 
  10/30(月) 晴  

 大黒屋 8:00〜8:45 避難小屋 9:00〜9:15 峰の茶屋 9:25〜10:10 山麓駅

 6:00 起床。前夜呑み過ぎなかったおかげで、気持ちよく目覚める♪
 6:45 朝食。

 8:00 皆で写真を撮り、大黒屋出発。
 

 今日も今のところいいお天気であるが、山歩きより宴会が主目的のためか?、最短
 コースで下山する。

 8:25 延命水の水場で喉を潤し通過。

 

 8:45 避難小屋着。

 
                樹間越しに望む隠居倉

 9:00 避難小屋出発。

 
                             ↑避難小屋を望む

 峰の茶屋へ向けて登り返すが、なんだか名残惜しい。だって、こんなにいい天気&
 まだこんな時間(^^;

 9:15 峰の茶屋着。
 
                    峰の茶屋

 昨日に続き、今日も風がなく穏やかだ(^^)

                       ↓朝日岳(1896m)
 

 9:25 峰の茶屋出発。
 

 10:00 峠の茶屋通過。
 福島在住のO氏は車で来ている。O氏の車は7人乗りなので、うわばみ隊はここで
 皆と別れ、ロープウェイ山麓駅バス停へ向かう。

 10:10 ロープウェイ山麓駅着。
 紅葉のピークは終わり、月曜日だというのに人だらけ。
 那須塩原駅行きのバスは、10:00に発車したばかりだった(^^;
 バスを待つ間、山の方はあっという間に雲の中見えなくなった。早く下りてきて正解!
 10:35発 黒磯駅行きのバスに乗り帰路に就く。
 
後 記  
 黒磯駅から那須塩原への接続が悪かったおかげで、なんと帰りの新幹線は、新白河
 から乗車したT氏、M氏、W氏、K氏、S氏と再び合流し、車中祝杯をあげた(^^)v


山行記