ハイジの山歩記

 山域・山行名他  伊豆山稜線 仁科峠〜猫越岳(1035m)〜天城峠バス停縦走   (2011/02/07)
メンバー  SA氏御夫妻、K氏、S氏、ちー隊長、ハイジ
   
   概 略

 ちー隊長の山仲間恒例の新年宴会山行(^^)

 2006年より、毎年この時期お世話になっている湯ヶ島の温泉民宿・しきやさんに前泊。

 昨年諸事情で参加できなかった(ちー隊長が独身時代大変お世話になった)SA氏
 御夫妻に、ブナの巨木をお見せしたくて、昨年と同コースを歩く。

 登山道状況は、昨年と一日違いであったが、今年は雪がまったくなかった!

 ※昨年のレポはこちらをクリック→(仁科峠〜旧天城峠)

 
 2/7(月)
  晴れ後曇り    

 仁科峠 8:40〜10:10 猫越岳 10:15〜14:05 二本杉峠(旧天城峠) 14:30〜
 15:45 天城峠 15:50〜16:15 天城峠バス停

 8:25 宿からタクシーにて仁科峠到着。(トイレ&水場なし)
 風の通過場所となっているにもかかわらず、無風である。
 寒さに震えた昨年とは大違い!

 
                  仁科峠駐車場

 8:40 仁科峠(895m)出発。
 ゆるやかな道をひと登りで、仁科峠展望台。
 ポカポカと春の陽気で、海は見え辛い。富士山はなんとか見える状態だ。

 
            天城の山お約束・アセビのトンネル♪

 9:10−15 後藤山994m(小休止)。 標識がなければピークとはわからない。

 9:40−55 後藤峠展望台(大休止・オレンジジュース)
 猫越岳は見えるが、昨年と違い雪がないので茶色の塊に過ぎず、写真を撮る気にも
 ならず(^^; 海面は靄り・・・。富士山は肉眼でかろうじて見え嬉しい♪

 10:00−05 火口湖(小休止)

 
                    猫越火口湖

 10:10−15 伊豆山稜線最高峰・猫越岳1035m(小休止)

 
        展望のない猫越岳山頂

 10:40 猫越峠970m通過。
 猫越峠を過ぎ10分ほどで↓標識が現る。

 
                巨木エリア目印標識

 この標識を過ぎて50mほど先、登山道を逸れ右へ行くと、宿の御主人に教わった巨木
 エリアだ♪ 今年は本道から逸れる部分に、↓黄色いリボンの目印もあった。

 
          ↑黄色いリボン♪

 10:55−11:30 本日の核心部・ブナの巨木エリア(大休止・おにぎり)

 雪のない巨木エリアは、折れた枝が散らばる殺風景な場所となっていた!

 

 かなり太い枝が、幹から無残に折れているものもあり痛ましい・・・。

 

 このエリアの主役、18mの枝を持つブナは健在だったので救われる。↓

 

 主は反対側から見るとこんな感じ↓(^^)

 

 12:10−12:25 つげ峠960m(小休止)

 
       ベンチやテーブルの置かれたつげ峠は休憩ポイント

 
             ↑奇妙なポーズのヒメシャラ(^^)

 12:55 三蓋山(1013m)通過。山頂一帯はブナ林だ。
 昨年は雪でトレースがなく、所々判りにくかった道も、今年は要所にピンクリボンが
 付けられており整備されていた。

 

 三蓋山を過ぎ滑沢峠への下りは、今コース中唯一の急坂だ。

 13:35 滑沢峠850m通過。
 滑沢峠から二本杉峠まで、ほぼ水平道だ。
 変わり映えのしない単調な道が続き、眠たくなってくる(^^;

 14:05−30 二本杉峠820m(旧天城峠) 大休止・おにぎり

 
               ↑二本杉

 ここから道は3つに別れる。
 昨年歩いた大川端キャンプ場跡地への道、河津七滝方面への道、そして昨年崩落し
 歩けなかった天城峠への道。
 天城峠バス停まで、あと4.7kmだ。

 15:05 古峠通過。
 途中崩落地を通るものの、天城峠までほぼ単調な水平道は、またまた眠くなってくる。

 
           ロープが張られ整備された崩落地

 15:45−50 天城峠(小休止) ここから携帯でジャンボタクシーを呼ぶ。

 

 天城峠からはそれなりに傾斜のある山道らしくなってきた。

 16:05 旧天城トンネル通過。

 

 旧天城トンネル広場にはトイレがあるが、冬期は凍結のため使用不可だった。

 全15.2kmコースの終盤、これより天城峠バス停までの道は、段差の大きなコンクリ
 ート製階段が続き、疲れているメンバーにとっては罰ゲームになってしまった(^^;

 16:15 天城峠バス停着。
 ジャンボタクシーに乗り、修善寺駅へ。(約9,000円)

後 記
 今年は宿の御主人はじめ、地元有志の方々の御尽力で、山中全般更に整備が行き
 わたり、おかげで快適に歩くことができた。

山行記