ハイジの山歩記

 山域・山行名他  伊豆山稜線 仁科峠〜猫越岳(1035m)〜旧天城峠縦走   (2010/02/06)
メンバー  SI氏、M氏、K氏、S氏、W氏、ちー隊長、ハイジ
   
   概 略

 ちー隊長の山仲間恒例の新年山行。
 2006年より、毎年この時期お世話になっている湯ヶ島の温泉民宿・しきやさんに前泊し、
 宿の御主人お薦めのブナの巨木に出会いに、伊豆山稜線を歩く。

 一昨年は大雪、昨年は大雨で、ただの酒盛り旅となってしまったが、今年はお天気に恵
 まれて、やっと歩くことができた!(^^)

 コースは、仁科峠から天城峠バス停までを予定していたが、二本杉峠(旧天城峠)から
 天城峠バス停間は、崩落のため通行止となっており、大川端キャンプ場跡地へ下山する。

 
 2/6(土)
  曇り後晴れ    

 仁科峠 8:45〜10:00 猫越岳 10:05〜13:40 二本杉峠(旧天城峠) 14:35〜
 15:30 大川端キャンプ場跡地

 8:35 宿からタクシーにて仁科峠到着。風の通過場所となっており寒い!!
 ※仁科峠には、トイレ&水場なしなので注意。
 8:45 仁科峠(895m)出発。

 
                  仁科峠駐車場広場

 笹原につけられた緩やかな道は、積雪10cm前後で歩きやすい。凍結箇所もなく、持参の
 軽アイゼンは付けずに進む。
 寒風に耐え、ひと登りでいい眺め♪ 雲に隠れ気味だが、主稜線の彼方に富士山だ(^^)

 
                赤丸囲み部が仁科峠

                           ↓富士山
 

 
              天城の山らしいアセビのトンネル

 9:10 後藤山994m通過。

 9:35−40 後藤峠展望台(小休止)
 登山道から少し逸れたところある。眼下には海が一望だ(^^)v

 
              後藤峠展望台より望む猫越岳

 道標に従い、火口湖へ寄る。
 9:45−50 火口湖(小休止)

 
             全面凍結していた猫越火口湖

 10:00−05 伊豆山稜線最高峰・猫越岳1035m(小休止)

 
           標識がなければわからない猫越岳山頂(^^;

 10:25−35 猫越峠970m(小休止・行動食)
 猫越峠を過ぎ10分程で↓標識が現る。

 
                巨木エリア目印標識

 この標識を過ぎて50mほど先、登山道を逸れ右へ行くと、宿の御主人に教わった巨木
 エリアだ♪

 10:45 ブナの巨木エリア(大休止)
 ブナの巨木が点在するそこは、降り注いだ陽が雪面に反射されてキラキラと美しく、
 陽だまりに憩う木々たちの風情を一層引き立たせるところだった(^^)
 メンバー皆、それぞれに根元に立ち、木々に見入る♪

 

 

 
         ↑ちー隊長が立っているブナの枝は、写真に収まりきらない長さ18mもある!

 
             木の陰もイイカンジ〜♪(^^)

 
         木の洞の中にも入っちゃいました〜♪

 11:00 本道へ戻り、先を目指す。所々ヒメシャラ林もある。

 11:45−12:10 つげ峠960m(昼食・カップヌードル)

 
                 つげ峠の道標

 12:35 三蓋山(1013m)通過。

 

 三蓋山を過ぎ、滑沢峠への下りは、今回コース中唯一の急勾配だ。木の階段に雪が
 着いており慎重に下る。

 13:05−10 滑沢峠850m(小休止)

 滑沢峠から二本杉峠までは、ほぼ水平道だ。積雪も殆どない。

 13:40−14:35 二本杉峠820m(旧天城峠) 大大大休止。
 ここから天城峠バス停までの道は、崩落による通行止めだ。(案内板あり)
 よって、下山地を大川端キャンプ場跡地へ変更する。

 一部凍結ぎみの箇所があり、メンバー数名は軽アイゼンを装着したが、それもつかの間
 で、下るにつれ雪もない乾いた路面になった。林道に出合うとまもなくキャンプ場跡地へ
 着いた。

 15:30 大川端キャンプ場跡地着。
 携帯でジャンボタクシーを呼び、修善寺駅へ。

後 記
 時期的なせいか、誰にも出会わない静かな山行だった。
 今回は、伊豆山稜線・天城路/森林コースを歩いたが、次回は、仁科峠から逆側へ、
 主稜線〜富士山/駿河湾絶景コースを歩いてみたい。

山行記