ハイジの山歩記

 山域・山行名他  南東北・会津駒ヶ岳2133m〜中門岳2060m〜大杉岳1921m縦走  (2012/06/30)
  メンバー  青空山岳会・よっちゃん&ひーちゃん、ハイジ

  概 略

 週末ちー隊長は仕事だったので、ハイジ一人でどこかのお山に出かけようかと思って
 いたが、金曜午前中によっちゃんのHPをチェックしたところ、御夫妻の山行予定欄に
 この計画があり、急遽御一緒させていただくことに(^^)

 金曜夜、よっちゃんの御自宅にハイジの車を置き、よっちゃん号にて出発。
 道の駅・番屋で車泊。(ハイジはマイテント持参)

 ルート上に残雪部もあるが、持参した6本爪は使用せず。
 駒の小屋までの中間部水場以外水場なし。

 青空山岳会さんのレポはこちらをクリック

 ※関連情報はこちら→尾瀬檜枝岐温泉観光協会HP

 過去記事:2010/06/08 会津駒ヶ岳〜中門岳はこちらをクリック


 6/30(土)
  晴れ後曇り
    

 林道終点登山口 6:20〜8:55 駒の小屋 9:15〜9:30 会津駒ヶ岳 9:35〜10:05
 中門岳 10:15〜11:10 駒の小屋 11:15〜大津岐峠〜15:10 大杉岳 15:20〜
 16:10 御池ロッジ(バスターミナル)

 6:20 林道終点登山口出発。

 
               登山道は急階段から始まる

 御夫妻との山行は、昨年の餓鬼〜燕縦走以来約一年ぶりだ。
 その時も急遽同行させていただきましたっけ(^^;
 積もる話をしながら登る。

 6:50−55 小休止。

 7:35ー45 水場ベンチ(小休止)
 水場は少し離れたところだ。私達は予め用意していたので水場へは寄らず。

 
 水場ベンチからは斜度が緩み、10分ほどで樹間越しに稜線も見え始めた♪

                        ↓奥白根山
 
      8:20 奥白根山が見えた♪(画像:よっちゃん提供)

 8:35 展望ベンチ通過。

 
       池塘越しに望む会津駒〜大戸沢岳への稜線

 駒の小屋直下の湿原帯は木道がほぼ出ており、ショウジョウバカマが数輪咲いていた。
 左手には、今日歩くキリンテ方面の稜線の彼方に燧ヶ岳や、平ヶ岳が見える♪

                ↓駒の小屋
 

 8:55−9:15 駒の小屋(大休止・パン、オレンジジュース)

 小屋前ベンチは、多数の登山者で賑わっていた。
 風が遮られるため虫が多く、小屋入口の雪上ベンチで休憩する。

 
                    駒の小屋

 小屋からは残雪の稜線を歩くためスパッツを着け、ストックを持つ。
 雪は思っていたよりも締まっており、つぼ足でも歩きやすい。

 
             駒の小屋から山頂方面を望む

 山頂手前から雪が消え、木道が現れた。
 振り返ると、今日歩く大杉岳への稜線が一望だ♪

                 ↓燧ヶ岳         ↓至仏山
 
    ↑赤丸部:駒の小屋        ↑赤矢印:大杉岳

 9:30−35 会津駒ヶ岳(写真を撮り通過)

       ↓燧ヶ岳
 

                                ↓中門岳一帯
 
              会津駒より望む中門岳方面

                 ↓平ヶ岳
 
               中門岳稜線より望む

 
               御夫妻の後ろ姿

 10:05−15 中門岳(小休止・パン)

  ↓平ヶ岳                                   ↓木道終点方面

 中門岳の標柱には、【この一帯をいう】とあった。

 ハイジは14年前の盛夏に、初めて単独で歩いたことが思い出された。
 登山口からずっと、大勢の登山者が連なっていたっけ。
 駒の山頂に着いたことよりも、中門岳の池塘群の美しさに、初めて見たモウセンゴケや
 ハクサンコザクラに感動したっけ〜(^^)

 今日は時期が早く、雪解けでいくつかの池塘がやっと姿を現しただけで華やかさはない
 が、それはそれでイイカンジ♪だ。

 標柱から先へも木道が続いているが、本日の行程が長いので、先の景色が気になって
 仕方がないよっちゃんリーダーにだけ行っていただき、ひーちゃんとハイジは、先に来た
 道を戻る。よっちゃんには余裕ですぐに追いつかれてしまうから〜(^^)

 
         中門岳木道終点地(※画像:よっちゃん提供)

                ↓会津駒ヶ岳
 
       木道終点より望む会津駒(※画像:よっちゃん提供)

 山歩きの楽しさのひとつに、稜線から、山頂から、登ったことのある山々が見えること
 が挙げられる♪ 山行を重ねるにつれ、その数が増え、違った方角から望み、その姿
 が違った形で見えたり、雪化粧に装われて一段と美しくなっていたりで、地図を片手に
 同定するのも、また、同行のメンバーと当て合ったりするのも楽しい♪

 特に、よっちゃん&ひーちゃん御夫妻は、国内外&四季を問わず圧倒的な山経験の
 豊富さ
で、どのお山に御一緒させていただいても教わることが多く、話は尽きずだ(^^)v
 レベルが違いすぎるので、同行させてくださいと申し出る機会が少ないのが残念(^^;
 (因みに、よっちゃんは昨年はマナスルにも登頂されました〜\(^o^)/)

                                       ↓七ヶ岳
 
          10:27 池塘越しに望む三ツ岩岳方面

 三ツ岩岳は昨年豪雨の中、七ヶ岳は半月前に、どちらも山開きに参加して山バッチを
 いただきましたっけ(^^)v

            ↓会津駒ヶ岳
 
              中門岳方面より望む

 10:55 山頂手前の、駒の小屋へ向けての分岐通過。

 
             駒ヶ岳側から駒の小屋方面を望む

 11:10−15 駒の小屋(写真を撮り通過)

                 駒の小屋のかわいらしいマスコット達♪

 これよりハイジは初めて歩く道だ。
 駒の小屋から縦走路へ向かう人は今のところいないようだ。

 11:20−35 混雑する小屋前を避け稜線上で大休止(オレンジジュース・おにぎり)

 時折残雪を踏みながら、下り基調の緩やかな道を行く。
 足元にはイワカガミやミツバオウレン、ゴゼンタチバナやマイヅルソウなど、この時期の
 お馴染みのお花が咲いている。ハクサンチドリも数輪。

 左手大きく切れ落ちたガレた斜面に、ひーちゃんがシラネアオイの群落を見つけ、皆で
 歓声をあげる♪
 写真では上手く撮れなかったが、ズームで撮影↓

 

 ここで見て以降、大杉岳手前まで、シラネアオイを沢山見ることが出来た!

          ↓会津駒      ↓駒の小屋
 
             11:50 来た道を振り返る

 12:45−55 大津岐峠(キリンテ分岐) 小休止・パン

 大津岐峠付近は一面残雪だ。
 ネットの情報によると大きな標柱もあったらしいが、雪害?でそれらしき物はなく、
 キリンテ方面という木の看板で確認する。

             ↓燧ヶ岳          ↓大杉岳 ↓至仏山
 
               大津岐峠より望む

          ↓会津駒ヶ岳
 
                 大津岐峠より望む

 
 13:03 この雪斜面を過ぎると(画像:よっちゃん提供)

 
 13:10 ハクサンコザクラのお花畑が♪\(^o^)/♪

 花写真集(各画像クリックで拡大)

ツバメオモト

ミツバオウレン

コイワカガミ

ゴゼンタチバナ

マイヅルソウ

ツマトリソウ

ハクサンチドリ

アズマシャクナゲ

イワウチワ

ムラサキヤシオ

シラネアオイ

オオバキスミレ

サンカヨウ

スダヤクシュ

シラネアオイ(白花)

ミズバショウ

キヌガサソウ

ハクサンコザクラ

 送電線巡視道・只見分岐手前で、緩やかな稜線中で一箇所、短いながらも急登だ。
 ゆるゆるに慣れていた足に、なにげに堪える(^^;

 14:15−25 七入分岐(小休止・パン、オレンジジュース)

 晴れ予報で降水確率10%だったはずだが、大分前から燧ヶ岳上空を覆っていた黒い雲
 がこちら方面にも広がってきた(^^;
 雨もちらっとパラついたがすぐ止み、七入側に下りず、予定通り御池まで行くことに。
 
        送電線巡視員小屋              (↑画像:よっちゃん提供)

 大津岐峠手前で単独男性に会った以外、誰にも会わない。
 朽ちかけた木道があったりと、少し陰気な道を行く。
 
             14:40 大杉岳方面を望む

 
          15:06 ここを過ぎると間もなく大杉岳だ

 15:10−20 大杉岳(1921m) 小休止・パン。 山頂は樹林に囲まれ展望なし。

 
           雪害?で倒れかけた標柱(^^;

 御池までは樹林の中の下りだ。
 思っていたよりも良く踏まれ、歩きやすい道を行く。

 
             樹間越しに燧ヶ岳が大きい

 16:00 会津駒・御池口通過。ここから車道を歩き御池へ。

 

 16:10 御池ロッジ(バスターミナル)着。

     御池バスターミナル                靴洗い場を備えた御池ロッジ

 16:40発 バスに乗り会津駒登山口へ。(¥680)

 よっちゃんに車を回収してもらう間、ひーちゃんと二人、登山道入り口(トイレ棟)で待つ。

 帰路そば処&民宿 開山で、名物裁ちそばを食べ、駒の湯で汗を流す。

 


   後  記


 御池ロッジでバスを待つ間、見ず知らずのオバサマに、飲みかけの缶ビールを勧められた
 ことは本当にビックリ!!でした(^^; (※自ブログ記事参照

 よっちゃん&ひーちゃんには今回もまた、私では思いもよらぬ行程の山行を御一緒させて
 いただいて、いつもながら何から何までお世話になりありがとうございましたm(_ _)m
 



山行記