ハイジの山歩記

4/29 鹿島槍ヶ岳1

  山域・山行名他  北アルプス・後立山連峰 爺ヶ岳〜布引山〜鹿島槍ヶ岳  (2007/4/29〜30)
  メンバー  青空山岳会・よっちゃん&ひーちゃん、ちー隊長、ハイジ
  概 略
 お天気予報が悪かったので28日涸沢入りを中止し、29〜30で昨年同様蝶ヶ岳に
 変更しようと思っていたところ、またまたよっちゃんリーダーの嬉しいお誘いで急遽
 鹿島槍へ(^^)
 ルートは、爺ヶ岳南尾根からの往復。

 28日夜 道の駅・池田(向い側に24時間営業のコンビニあり)で待合せ車中泊。
 翌日早朝登山口へ向かう。

 ※山行記は都合により、鹿島槍ヶ岳1と鹿島槍ヶ岳2に分けてUPします。
  
 
  4/29(日) 快晴 
  

 柏原新道登山口 6:45〜7:45南尾根分岐〜10:30 ジャンクションピーク 10:45〜
 12:30 爺ヶ岳南峰 12:40〜14:35 冷池山荘テン場(泊)

 6:15 登山口駐車場着。昨日の天気予報が悪かったことと、今年は山小屋の事情で
 この時点では、冷池山荘素泊り営業のみだったせいか、駐車場は空いている。

 6:45 身支度を整え、柏原新道登山口出発。
 残雪に覆われているものの、始めは夏道を行く。

 
                  柏原新道登山口

 秋以来のテン泊&雪山装備なので、一泊といえども荷が重く感じられる(^^;
 最近購入したストックの扱いに慣れるため持参したが、歩き始めたそばから両手
 に落ち着きが悪く、バランスが取り辛い。不慣れなために腕もとっても疲れる(^^;
 よっちゃんのアドバイスで、とりあえず一本だけ使うことにする。

 
      八ツ見ベンチ付近より望む扇沢バスターミナル(中央下)

 7:45 南尾根分岐通過

 

 これより案内板の通り、冬山ルートを行く。トレースもしっかりついている。

 7:50−8:00 小休止
 一本使いのストックはやはり使い辛い。よってザックの荷を増やすことに(^^;
 小休止を終え、樹林帯の道を淡々と行く。
 ハイジの登り歩行スタイルは、両腕を組む、または、腰に両手を当てるのだ。
 (ピッケルを持っている場合は片手腰スタイル)
 よっちゃんからは、『昔ながらの歩荷スタイルですね〜♪』と言われた(^^)

 8:45−9:00 小休止

 9:45−10:00 行動食のパンを食べる。これよりジャンクションピークまで傾斜が
 増すとのことで、念のためアイゼンを装着し出発。

 10分ほど行くと、樹間のちょっとしたスペースの所々にテントが設営されていた。
 どうやらテン泊ポイントになっているようだ。

 10:30 ジャンクションピーク着(小休止) やっと爺ヶ岳南尾根稜線上に出た。

           ↓爺ヶ岳南峰  ↓爺ヶ岳中峰
 
            ジャンクションピークより望む

 真っ青な空と白く輝く峰々が、視界いっぱいに広がる♪
 10:45 絶景攻め第一弾を楽しみ出発(^^)
 
 11:20 爺ヶ岳南峰に取り付く手前の平らなところで大休止。(おにぎり&パン)

 
               爺ヶ岳南峰を望む

                   ↓前穂         ↓蓮華岳
 
              ↑ジャンクションピーク(中央左)

               ↓剱岳                       ↓種池山荘
 

 11:40 絶景攻め第二弾を楽しみ出発(^^)
 アイゼンを装着しているのでなるべく雪のある所を歩きたいが、雪が緩んでおりズボ
 の恐れもあるので、中腹あたりは岩道を行く。

 12:10−15 小休止。もう少しで南峰だ。

 12:30 爺ヶ岳南峰着。風が強いが360°大展望!!

      ↓蓮華岳        ↓針の木岳
 

         ↓立山                ↓剱岳
 
                   ↑種池山荘(中央)

 
            爺ヶ岳南峰より望む鹿島槍ヶ岳

        ↓焼山   ↓火打山         ↓妙高山   ↓高妻山
 
        ↑爺ヶ岳中峰(左ピーク)

                      ↓富士山    ↓南アルプス連峰
 
                爺ヶ岳南峰より望む

 12:40 絶景攻め第三弾を楽しみ出発(^^)
 風が強いので、中峰に登り返さず、巻き道を行く。(これよりピッケルを持つ)

 

 

 北峰直下の巻き道は、黒部側の谷に落ちないよう、特に慎重に進む。

            ↓剱岳             ↓毛勝三山
 

 14:00−20 小休止。もう一息で冷池山荘だ。

 
                  ↑雪庇の奥赤い屋根(冷池山荘)

 14:35 冷池山荘着。
 ひーちゃんと共に、小屋の受付へ。
 (テン場代1人/¥500、水1L/¥150、トイレは山荘内を使用)

 狭いスペースのテン場は大賑わい。
 よっちゃん&ちー隊長に良い場所を確保してもらい、3〜4人テント(豪邸??)×2張
 設営するため、斜面を削り整えてもらう。
 
 
         ↑よっちゃんテント           ↑我が家

 ひーちゃんとハイジは、敷地へ続く道作り(^^)
 山荘へ続く道を踏み固める。

 リーダーよっちゃんは、防風壁作りに余念がない。スコップでブロック状に切り出した
 雪を、丁寧に積み上げて行く。途中まではちー隊長がアシスタントをしていたのだが、
 五段目?以降は、よっちゃんの拘り職人技で、作品を仕上げていただいた(^^)

 
            防風壁作り職人と化すよっちゃん

 なぜ、よっちゃんがこの作業にこだわるのかといえば、今度の海外遠征(6月)・
 マッキンリーを控えているからなのだ。
 お話によれば、現地で毎回この作業をするそうなのだ。

 
              完成♪  見事な職人技!

 17:00 【うわばみタイム♪】 焼鳥缶詰、 ちーかま、 かりかり梅、 きゅーちゃん。
 夕食と宴会もご一緒したいところだが、風が強く寒いので、各自のテントで済ませる
 ことに。よっちゃん御夫妻は、山は強いもののアルコールには弱いのだ〜(^^)
 18:15 夕食・スパ王(ミートソース)

 
                夕映えの爺ヶ岳

 
                  夕暮れの剱岳

 19:40 消灯&爆睡zzz
 

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