ハイジの山歩記

 山域・山行名他  奥武蔵・二子山 882.7m〜武川岳〜子持山〜武甲山 1304m (2015/03/05)
  メンバー  ちー隊長&ハイジ
  概 略
 道の駅あしがくぼを起点に、二子山〜武甲山を縦走し、浦山口駅から電車で芦ヶ久保に戻
 る。逆コースになる一の鳥居(生川)登山口から武甲山〜二子山の縦走は、2013年4月に
 歩いていた。※その記事はこちらをクリック

 その時に、次回は逆から&雪の残る時期に歩いてみたいと思っていた。
 本記事にはしなかったが、浦山口〜武甲山は2014年12月に歩いており、全ルートは経験済
 みで不安はなかった。

 装備は6本爪アイゼンとダブルストック。
 小持山〜シラジクボ間は、凍結箇所多数で要注意であったが、我らはどこでアイゼン装着しよ
 うかと思っているうちにシラジクボに着いてしまった(^^;

 今回はハイジのトレーニング効果も確認したいため、ワンピッチを2時間程の計画にした。

 前夜道の駅・あしがくぼで車泊。
 

 3/5(木)
 晴れ後曇り
    

 あしがくぼ第二駐車場 6:55〜二子山〜8:50 焼山 9:05〜武川岳〜11:25 大持山
 11:45〜子持山〜13:35 武甲山 13:55〜長者屋敷ノ頭〜橋立林道〜15:40 浦山口駅

 6:55 道の駅・あしがくぼ第二駐車場出発。平日でもあり、他に登山者はいない。


 先週の強風と寒さによる指先の痛みに懲りて、今回は手袋用にミニカイロも用意してきた。
 残雪も氷もなく、良く踏まれた緩やかな樹林の道を行く。

 7:18 兵ノ沢(水場)通過。

 7:50 やや急坂を登り尾根に出る。

 前回歩いた時、縦走の終わりで足が疲れていたせいもあるが、雌岳直下の急坂がどんな
 状態かと心配していたが、雪も氷も泥濘もなく、普通の斜面で一安心(^^)

 
         8:00 雌岳直下の急斜面

 8:09 二子山・雌岳通過。展望なし。

 

 8:15 二子山・雄岳(882.7m)通過。標識の後方に武甲山が見える♪
 予定より早く着いてしまったので、焼山まで頑張る。

 

 8:16 二子山直下・西側に展望が開ける♪\(^o^)/\(^o^)/
 これから辿る山々が一望だ♪ 手前左・焼山、後方左・大持山、後方右・武甲山

 

  秩父の街と両神山(左)、右奥の白い山は浅間

 

 二子山〜焼山間は小さなアップダウンがあるが、最近の低山ロングコースシリーズで
 すっかり慣れっこだ(^^) 予報に反し風も強くなく快適。

 
        8:32 二子山を振り返る♪

 
         8:46 焼山山頂手前の急坂

 8:50−9:05 焼山(小休止・パン) 2時間かからず着いちゃった!

 
      焼山からは正面に武甲山、右手奥に両神山、右枝の間に鼻曲山♪

 
   焼き山より望む大持山(左)、子持山(中央左より) 武甲山(右)     

 
    焼山より望む二子山(手前・雄岳) 雌岳の後ろに先週歩いた丸山が見える♪

 
   焼山より望む武川岳方面

 9:15 焼山から一旦下り、林道に出合う。
 以前に歩いた道は閉鎖されており、林道を歩くよう誘導されていた。

 

 
   9:19 再び登山道へ

 
   9:32 残雪現る

 9:40 蔦岩山通過。

 

 
   9:56 武川岳山頂手前は凍結路と残雪のミックスだ

 10:00 武川岳通過。平日も含め何度も訪れているが、誰もいなかったのは初めてだ。


 武川岳からは少しの間、緩やかな尾根歩きでイイ気持ち〜♪(^^)

 10:06 しか〜し、急坂現る(^^; 凍結箇所を避けて歩けて良かった!

 
          妻坂峠まで、2段の急坂を下る

 
      10:13 妻坂峠から登り返す大持山が迫る(^^;

 10:20 妻坂峠通過。まだまだ元気(^^)♪

 

 妻坂峠からの登り返しは、(記事にはしなかったが)昨年の名郷からの前武川岳〜大持山
 〜鳥首峠の周回で経験済だ。
 掘れている部分には残雪があるため、脇の木の根の道を淡々と行く。

 

 10:40 斜度が緩むと残雪の道になった。
 踏まれている所は凍っているので、残雪部選んで歩く。

 

 
     10:58 大持山〜子持山の稜線が見えてきた♪

 焼山から出発し2時間超えたが、行けそうなので大持山まで頑張る(^^)
 足は大丈夫だがお腹が空くので、ポケットに用意した一口チョコを食べながら行く(^^;

 11:18 主稜線(鳥首峠)分岐通過。分岐から見た大持山への道。


 11:25−45 大持山(大休止・おにぎり)
 

 
  大持山より望む焼山方面。後方尾根は、先週歩いた丸山〜関八州見晴台方面。

 大持山からは本日の核心部だ。岩場も通過るすため、登山道状況が気になる。
 どのタイミングでアイゼンを着けるかだ。

 

 11:50
 

 11:51
 

 11:54
 

 12:14
 

 12:20 子持山通過。本日最大の難所、シラジクボまでの大下りが始まる(^^;

                             子持山から望む武甲山

 これまで登って来る方何名かとすれ違ったが、皆アイゼンまたはチェーンスパイクを着け
 ていた。中には挨拶もそこそこに私達の足元を見て、「アイゼン持ってないの!」?と言う
 オジサマも。持っていますが・・・と言うと、「着けなきゃダメだよ!!」この先凍っているか
 ら。と。・・・。頭ごなしに言われなくても〜〜(^^;

 オジサマに道の状況を質問したわけでもなく、登りの道を譲らなかったわけでもなく、こちら
 は自分達の判断で着けずにいるのになぁ〜(^^;
 別に今まで、滑ったり、裾を汚してもいないし・・・。

 12:24
 

 12:30
 

 12:41
 

 オジサマの言ってらしたように、確かに雪の下に氷化した所が多数あり、着けた方が
 快適に降りれたでしょう(^^; 雪道恐く慣れない方は尚更だ。

 シラジクボに着く手前で、ツボ足で登ってらした御夫婦とすれ違う。
 先ほどから武甲山上空をヘリが旋回していたが、一の鳥居からの登山者が凍結路で転んで
 ケガをし、行き合わせた御夫婦が負傷した人の代わりに、電波の通じる所で救助要請の電話
 をしたとのこと。

 この先(私達の歩いて来た方)の状況を訊かれた。
 アイゼンは車に置いてきてしまったそうだが、物腰から山慣れた方々に見えた。

 
        13:04 赤丸部にホバリング中のヘリが見えた! 

 13:05 シラジクボ通過。
 どのタイミングでアイゼン装着しようかと思っている内に、核心部は終わってしまった(^^;

 シラジクボの登り返しは足に堪えるかと思っていたが、子持からの下り凍結路で神経使っ
 たせいか、斜面に雪や凍結箇所がないせいか、淡々と登りきってしまった!

 
   13:27 武甲山の肩直下より望む子持山〜大持山の稜線♪ 

 13:29 武甲山の肩分岐通過。

 一の鳥居方面からの合流箇所から上では緩斜面ながら凍結路が多く要注意!

 活動を終えた救助隊員の方々がいらっしゃり、アイゼンの有無と行く先と来たコースを
 訊かれた。芦ヶ久保から来て、浦山口へ下山すると言うと、お説教されなかった(^^;

 
               御嶽神社右手を回り山頂へ

 13:35−55 武甲山(大休止・パン) 流石は二百名山!写真撮影の順番待ち(^^;

 

 あっけなく縦走最後の山を終え、後は下山するのみ。

 武甲山の肩十字路から右手の長者屋敷ノ頭方面へ。

 
        14:06 壊れかけの発破避難小屋通過

 
       14:08 日影になる部分一箇所だけ残雪があった

 14:20 長者屋敷ノ頭通過。

 ↑かろうじて使えそうな発破避難小屋を振り返る。↑長者屋敷ノ頭から見た下山道

 ここから尾根取付き点までは、広めの緩やかな道が続く。
 途中に桜並木もあり、開花時を想像すると、その時に合わせ再訪したくなってしまう♪

 14:35 尾根取付き通過。

 

 尾根から離れ、杉林の急坂を下る。九十九折れになっているので歩きやすい。

 

 沢が近づくにつれ傾斜も緩む。

 15:00 橋立林道終点通過。

 残雪があったのは終点部だけで、以後乾いた林道を行く。

 
            15:12 橋立神社前通過

 15:28 無料駐車場通過。


 
 
         15:30 舗装路分岐を道標通り左に行く

 15:40 浦山口駅着。(ホーム内にトイレ&タワシを備えた靴洗い場があった)

 

 15:53発電車で芦ヶ久保駅に戻る。(御花畑駅で乗り換え・合計¥420-)


   後  記


 予定より大幅短縮して歩けたので、秩父駅下車&祝杯は取りやめ武甲の湯に寄り
 帰路に就く。

 ここ数回低山ながら長い距離を歩いていた効果か、総距離18.3kmの今山行は、足の
 余裕を感じ、帰宅後の筋肉痛や浮腫みもほぼなく嬉しかった(^^)

 何といっても眺めがよく、お気に入りコースのひとつになった♪



山行記