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5/05(金) 晴 |
蝶ヶ岳ヒュッテ 8:45〜9:40 蝶槍 9:45〜10:00 横尾分岐 10:05〜10:55 〜槍見台〜11:55 横尾 12:50〜13:50 徳沢 14:00〜15:35 小梨平 5:00 起床。風強し。 もうすぐ日の出。昨日とは違い晴れてはいるものの、槍&穂高の上空には薄い 雲がかかっている。 薄雲のベールをかけた太陽が、かろうじて山々をピンクに染める。 肉眼では、涸沢・ザイテングラートや槍沢のトレースがはっきりと見える。 奥穂高岳3190m 涸沢岳3110m 北穂高岳3106m 涸沢カールと穂高連峰 ↓蝶ヶ岳(2677m) 蝶ヶ岳テン場(5:30)と我が家(手前黄色) 朝焼けの写真を撮り終え、もうひと眠り(^^)♪ 本日は小梨平キャンプ場に泊まるので、時間に余裕がある。 いつもの山行ではありえませ〜〜ん(^^) 7:00 再び起床♪お湯を沸かす。 7:30 フリーズドライの卵スープ、パン&コーヒーの朝食。 8:45 蝶ヶ岳ヒュッテ出発。 少し登ると【瞑想の丘】。 瞑想の丘より望む蝶ヶ岳ヒュッテ 方位盤で確認しながら山座同定し楽しむ。 出発が遅いせいで稜線付近は登山者の空白時間帯となり、静かな道を行く。 ↓(旧)蝶ヶ岳山頂 ↓常念岳(2857m) 9:20 横尾分岐へザックをデポし、蝶槍へ向かう。 凍結箇所がないので、ツボ足のまま進む。 2年前の夏、三股から蝶〜常念岳を歩いたことがあるが、季節が違うので印象も 違い新鮮であ〜る♪(^^) 例年訪れている人も、今年は格段に残雪が多く印象が違うのだろうなぁ〜。 ↓槍ヶ岳(3180m) ちー隊長と二人っきり、山の神様に感謝しながら足跡を刻む。 ↓大滝山 ↓蝶ヶ岳 三角点のある(旧)蝶ヶ岳山頂より望む ↓大天井岳 ↓常念岳 ↓蝶槍 9:40 蝶槍着 蝶槍より望む 9:45 蝶槍出発。 横尾分岐まで来た道を戻る。 気温が高く白っぽいながらも槍&穂のパノラマ・スカイラインコースは名残惜しい。 分岐の手前で穂高の勇姿を目に焼き付ける。 10:00 横尾分岐着。 10:05 出発。 コースガイドで読んではいたが、傾斜のキツイ樹林帯に突入! 食料係なので昨日より少しは荷の軽くなったハイジであるが、緩みはじめた深い 雪道に足をとられバランスとりが難しい。 山にハマる前はスキーにハマッテいたので、雪の斜面に抵抗はないものの、 雪山歩きの経験が浅いのは否めない。アイゼンを着ければ滑ることはないのだ ろうが、極力雪道を足で感じ、滑らせる技術も身につけたいのでツボ足で進む。 ちー隊長は慣れたもので、大きいザックながらもスイスイと下りてゆく。 ↑達人・ちー隊長(^^) 10:55 けっこう頑張って快調?に下り槍見台通過。 鬼のような急傾斜道が延々と続く・・・(^^; 登ってくる数パーティーからも、あとどれくらいで稜線に出ますか?と訊かれ たっけ(^^; そう尋ねずにはいられない気持ちが、よ〜〜くわかります(^^;; 高瀬ダムから烏帽子岳へのブナたて尾根を直線的にしたかんじ。 なんとかちー隊長の姿を確認しながら下れたのも出発後1時間少々。 雪はさらに緩み、一歩一歩がより深く沈むようになり、足がだんだんだる〜くなっ てきた。当然ペースも落ちる。 ちー隊長はハイジを待つための時間ができ、ハイジが追いつくと『休む?』と問い かけてくれるのだが、なるべく頑張ろうと自分自身に誓って?いるだけに頑張る。 が・・・、1時間半過ぎたあたりからは根性や気合ではどうにもならなくなってきた。 少し平らになったところで5分ほど小休止。 11:55 横尾山荘着。ラーメンを作り大休止。 屏風岩と横尾大橋 横尾山荘前は、槍や穂高からの合流点となっていることもあり、日に焼けた多く の山ヤさん達で賑わっている。 無雪期と違い、中高年者よりも年齢層の若いパーティーが多い。 連日の晴天、どの顔も満足感で満ち溢れているように見える(^^)♪ 横尾山荘 12:50 横尾山荘出発。 横尾側半分ほどは夏道は雪の下で、河原道のほうが歩きやすそうだ。 13:50 徳沢着。 14:00 徳沢出発。 15:35 小梨平キャンプ場着。(テン場代・一人¥700) キャンプ場にはコテージやお風呂、売店や軽食堂もあるようだ。 テント設営後、上高地バスターミナルの売店へ。 穂高の山バッチと赤ワイン、スモーク馬肉を仕入れ、河童橋前の売店で500ml エビス(¥350!安い♪)購入。 16:30 宴のはじまり〜(^^)♪ 仕入れたフルボトルワインとスモーク馬肉は相性バッチリ(^^)v 持参した漬物とチーズにナッツ。 山と酒の日々、たまりませ〜〜〜ん(~ ~)♪ 18:30 夕食。五目御飯と韓国海苔&お味噌汁。 食後に残った焼酎のお湯割りでシメる(~ ~) このキャンプ場は焚き火をしてもいいようで、そこここで火を囲むグループを見る。 いつもは通り過ぎるだけだった小梨平キャンプ場の雰囲気を味わう。 20:00 消灯。 |
5月6日(土)晴 |
小梨平キャンプ場 7:30〜7:40 上高地バスターミナル 5:40 起床。小鳥の囀りと清々しい空気の朝を迎える(^^) そして↓ご覧のような景観♪ 小梨平キャンプ場より望む 6:15 朝食。(梅雑炊&コーヒー) 7:30 テントを撤収し出発。 梓川沿いの道を行く。 7:40 上高地バスターミナル着。 8:00発新島々行き朝一番バスに乗り帰路に着く。(整理券は前日入手) |
後 記 | 横尾〜蝶ヶ岳コースはペンキ印が明瞭だった。 徳沢〜蝶ヶ岳コースは、ペンキ印が薄く、間隔も広めで注意を要する。 ハイジの感想としては、周遊する場合は、登りを横尾コース、下りを徳沢コースに したほうが楽に思われる。 暫くテント泊山行をしていなかったので、ちー隊長に出発前から【ひーひー疲れる ほど歩き応えある山行した〜い♪】とノタマッテいたハイジであるが、願いが叶い 全身心地よい?疲労感に覆われた??日数以上に充実した山行となった。 技術は別として体力だけなら、穂高を登った方がはるかに楽だったと思う(^^; おまけの蝶ヶ岳バッチ♪ |