ハイジの山歩記
 


7/27〜28 アララット山概略&アプローチ編

 山域・山行名他
 トルコ東部・アララット山(5137m)     2007/07/27〜08/04
 Aトラベル社主催 【トルコ最高峰アララット山登頂9日間】ツアーへ参加

  メンバー  T氏、N氏、Iさん、H夫妻、ちー隊長&ハイジ (男性4名女性3名)
 ツアーリーダーM氏、現地山岳ガイド、サブガイド、現地係員各1名  
  
  概 略
 
 アララット山は、イラン、アルメニアの国境に近い、トルコ東部に位置するトルコ最高峰で
 あり、旧約聖書にでてくる【ノアの方舟伝説】の山としても有名である。
 登山するにはトルコ軍発行の許可証取得と、ツアーへの参加が義務付けられている。
 
 日本からは山旅専門の数社が登頂ツアーを企画しているが、4月上旬、Aトラベル社の
 カタログを見て日程設定が良かったことと、ツアーリーダーがキリマンジャロでお世話に
 なったM氏であること、M氏の顧客参加によりほぼ催行決定とのことで、場所柄今後現
 地事情が変わると入山できなくなることも考え、早々に申込む。
 高度順応日を含め山中四泊五日、アプローチと下山後に観光もついているのが魅力の
 山旅だ。ハイキャンプまで、不用な荷物は馬が運んでくれ、食事はコックさんが作ってく
 れる大名登山であ〜る。

 時差:夏時間によりマイナス6時間
 装備:12本爪アイゼン、ピッケル、ウェア類はGWの北アルプスを参考に。
    ハーネス、カラビナ等指定されたものを持参したが、今回は使用せず。

アララット山概念図

  7/27(金)
   
 成田 9:30〜11:55 ソウル(仁川) 14:10〜25:50(現地時間19:50) イスタンブール
 着後専用車にて〜アルカディアホテル(泊)  ※関連記事(自ブログ)はこちら

  7/28(土)晴れ
  
   
 
    

 イスタンブール 8:20〜10:20 ワン空港 10:55〜着後専用車にて移動〜14:50 
 ドゥバヤジット・イスファハンホテル着。15:20〜市内観光へ。

 5:00起床〜5:30朝食〜6:30ホテル出発〜イスタンブール空港へ
 空港にて、一人一万円ずつ両替する。(1トルコリラYTL=約100円弱)

 ワン空港にて、山岳ガイド:ハサン(40才)、サブガイド:サーディンティン(30代男性)、
 現地係員:レイハン(30代女性)、テントキーパー:アイクット(30代男性)と合流。
 10:55 ワン空港出発。専用車にて山麓の町・ドゥバヤジットへ。
 途中、眺めのよいワン湖の畔に停車し、景色を楽しむ♪

 

 
       ワン湖より望むトルコ第二の高峰シュプハン山(4058m)

 12:15 ローカルレストラン着。対岸の滝を眺めながらの昼食。
 メインディッシュをチキン、フィッシュ、ラムから選べるが、日本人メンバーは皆ラムを敬遠。
 私達もチキンとフィッシュを頼む。そしてEFESビールも♪(4リラ、水500ml/0.5リラ)
 食事はツアー代金に含まれているが、飲み物は各自払いである。
 ドライバーさんを含め皆でテーブルを囲む。ガイドさん達は皆ラムを食べている。
 好奇心を抑えきれなくなったハイジは、ツアーリーダM氏に頼み、レイハンのラムを少し
 いただいたのだが、これがスパイシーながらもとっても美味しい! はじめからチャレン
 ジャーになるべきであった(^^)
 

橋を渡りレストランへ

チキン&フィッシュ

ブラディユの滝
 13:30 レストラン出発。

 
      車窓より望むアララット山(5137m)と小アララット山(3896m)

 14:50 イスファハンホテル着。改装中とはいえ、事前にリーダーから期待しないでくだ
 さいの言通りだ(^^; シャワーのお湯も出るし、山小屋に泊まることを思えば問題ない。
 薄暗いロビーには、アララット山の登頂写真等が沢山飾られており、観光客向けというよ
 りも、主にアララット山に登る方々に利用されているようだ。

 15:20 ホテル出発。専用車にて市内観光へ。
 15:50 方舟の丘(勝手に命名)着。研究者を案内した地主さんが建てた小さな博物館
 がある。ここは観光客の立寄り先になっており、記帳ノートが置かれ、ページを捲ると
 日本人の名前も見られた。記念に我らもしっかり記帳する(^^)


方舟の丘から望む
アララット山

ノアの方舟の遺骸!?

赤線で囲んだ部分
船首は左らしい
 16:20 方舟の丘出発。
 17:05 イサク・パシャ宮殿着(見学)。
 閉館間際なので見学客の少ない中、先生に引率されたイスラムの少女達(小学生?)
 一行に出会う。低学年から高学年の子まで、先生の説明を聞くよりも、多分初めて見た
 日本人が珍しいらしく、美しく澄んだ瞳で見つめられてしまった。高学年の子の中には、
 ハニカミながら英語で話しかけてくる子も。


イサク・パシャ宮殿

宮殿から望む景色

宮殿より望む
ドゥバヤジットの町
 17:55 宮殿出発。
 ホテルへ帰り際に、街のスーパーで飲料水を買う(1.5L@0.5リラ、500ml@0.25リラ)
 18:20 ホテル着。
 シャワーを浴び、19:45再びロビーに集合し、徒歩にてレストランへ。(夕食)

 
           トルコ風ピザ&キュウリとトマト、香草のサラダ

 
         ピラフにトッピングされたチキン&ラムのグリル

 21:55 ホテル前の売店にて、部屋飲みビール(EFES500ml@2.5リラ)2本買う。
 お気楽観光気分もここまで。明日からは山歩きだ。山中で使う荷物とホテルへ預ける
 荷物を作る。
 23:00 消灯。

 

7/29〜31 ベースキャンプ〜ハイキャンプ編へ

                                         

山行記