ハイジの山歩記

 山域・山行名他  西上州・裏妙義大縦走 谷急山〜丁須の頭〜御岳    (2007/04/07)
メンバー  青空山岳会・よっちゃん&ひーちゃん、ちー隊長、ハイジ
   概 略
 諸事情により、またまた急遽決まった合同山行(^^)
 よっちゃんリーダーの提案で、車二台を活かし裏妙義大縦走〜〜!!

 コースは、入山川沿い某所(藪ルート)からナイフリッジの尾根を登りつめ、妙義山塊
 最高峰の谷急山(1162m)から、シンボル丁須の頭〜御岳と裏妙義の破線ルート
 縦走し、横川駅寄りのあさおの吊り橋駐車場へ下る。
 表妙義縦走路ほど鎖場や累積標高差はないものの、静かで変化に富み歩き応えも
 あるスカイラインコースだ♪
  
 
4/07(土)
  曇り    

 入山川沿某所 8:20〜10:35 谷急山 11:00〜12:10 三方境 12:25〜14:05
 丁須の頭 14:40〜17:15 あさおの吊り橋P

 8:20 入山川沿いの某所によっちゃん号を置き出発。
 ガードレールの切れ目から椎茸栽培小屋脇を通り、入山川を飛び石伝いに渡って
 取り付き点の登山口へ。

 鉄塔点検路を途中まで利用し登り、木々の間を縫い、落ち葉に覆われた急斜面を
 裏谷急沢へ向けて慎重に下る。

 8:40 沢へ下り、以前歩いたことのあるよっちゃん御夫妻が目印にしていた対岸の
 炭焼き場跡へ向けて、飛び石伝いに裏谷急沢を渡る。

 
                      ↑炭焼き場跡

 炭焼き場跡を右手に、よっちゃんを先頭に、左側の適当な斜面に取り付き尾根に
 向う。枯葉に深く覆われた斜面は、足を置いてみるまで状況がわかり難いので、落
 ちていた枝を杖代わりに使い慎重に進む(^^;

 8:55 ひと登りして高度を稼ぎ、平坦なところで小休止。
 9:00 出発。更に尾根へ向けて歩を進める。

 

 30分ほどするとナイフリッジの稜線に出た。わ〜い♪イイ眺め(^^)v
 9:35 よっちゃん曰く、本日の核心部は、これから谷急山頂までのダイナミックな
 岩稜登りだとのことで、お天気も良く順調なので、のんびり休憩することに。

 
             山急山(992m)を望む

                                ↓浅間山
 

 肉眼では、西の方にはうっすらと八ヶ岳が見える♪

 
                 柱状節理の屏風岩(←勝手に命名)

 9:45 景色を楽しみ出発。

 
             ナイフリッジ尾根に佇むよっちゃん

 段差の大きな岩稜を登り詰める。岩はしっかりしており不安はない(^^)

 10:35 妙義山塊最高峰・谷急山(1162m)着。大休止。
 私達だけ貸切の山頂♪ 行動食のパンを食べる。

 
             谷急山頂より望む裏妙義の山々

 11:00 出発。
 特に危険箇所もなく、淡々と歩を進める。

        ↓谷急山                      ↓浅間山
 
                   P2付近より望む

 12:10 三方境着。行動食のパンを食べる。
 12:25 出発

 ひと登りで風穴尾根ノ頭へ。これから辿る裏妙義の特徴ある山々が見える。

           ↓烏帽子岩          ↓赤岩
 
                風穴尾根ノ頭より望む

 12:55 烏帽子岩の基部を鎖でトラバースする。↓

 

 13:15 赤岩基部手前も鎖でトラバース。↓

 

 13:30  トラバースの後は、直立した10mの鎖場で〜す♪

 

 13:50−55 地図表記 チムニー内20mの鎖場 (小休止)

 

 小休止中鎖場を前に、よっちゃんからアドバイスを受けていたところ、ひーちゃんが
 鎖場の上で数人の気配を感じ知らせてくれた。
 ザイルの仕度など始めたので、(待ち時間が多くなることが予想されたので)私達
 は休憩もそこそこに、声をかけ先に登らせてもらうことに。
 
 ガイドブックによれば、三方境〜裏妙義縦走中最難所の鎖場と書かれているが、
 先月の表妙義縦走で鎖場には大分慣れてきたので、登りでもあることだし?なぜ
 かハイジは躊躇わず??、三師匠の模範登りを見ずに先頭に取り付いてしまった。

 ハイジに続きよっちゃん、ひーちゃん、ちー隊長の順に連なる。
 ルート取り未熟なハイジは、一気に上りきることができず、途中で岩の間に身体
 を預け体勢を立て直すハメに・・・(^^;;
 上画像上部で、鎖は左へまきぎみに付いているので、素直に従うのが正解でした。
 三師匠を鎖場上でお待たせしてしまいました〜〜(^^;;; m(_  _)m

 鎖場を登りきったところで、待っていただいている6〜7名の中高年パーティーに
 『お待たせしました♪ あと三人続きます』と、ご挨拶する。しかし無言で素っ気無い。
 (注:決してマナー範疇?を越えるほど、ハイジが遅かったわけではないのだが・・・)
 その後に続く三師匠の速い事! お見事〜〜〜〜!!

 岩稜を少し進むと、裏妙義のシンボル・丁須の頭が見えてきた♪

                             ↓丁須の頭
 

 14:05 丁須岩の鎖場を登り、一般者が登ることが出来る頭の基部着。

          ↓丁須の頭   ↓頭の基部
 

 丁須の頭には鎖は付いているが、一般者が岩上に立つことは難しそうだ。
 この度は、わがパーティーを代表して、リーダーよっちゃんにピークへ立っていた
 だいた(^^)v
             ↓よっちゃんで〜す
 

 
              丁須岩より望む妙義湖

 14:40 出発
 15:05−15 小休止

 
       地図表記 ふられやすい7mの鎖場を下るよっちゃん

 15:45 御岳(963m)通過

 
                  御岳山頂

 お天気予報は、夕方所によりにわか雨。
 私達の頭上の雲も厚みを増してきた(^^;
 下山するまで降らないでほしいところだが・・・と思いつつ、淡々と歩を進める。

 16:20 黒い雲が上空を覆い、とうとう本降りとなってきた(^^;
 久しぶりにカッパのお世話になることに・・・。
 着用後、雨の中もくもくと下る。

 ザンゲ岩と思しきところの下部を通る。飛び出た岩を伝い滴り落ちる雨水が、裏見
 の滝を思わせる(ちょっと大げさな表現か・・・)

 10分ほどで岩壁を鎖で下ると、 あさおの滝と遊歩道が現れた。
 あさおの吊り橋を渡り、裏妙義大縦走を無事終える。
 

 17:15 あさおの吊り橋P着。(水洗トイレ有り)
 17:30 よっちゃん号を回収。(その後それぞれの予定があるので解散する)
 おつかれさまでした〜♪
                      
後 記
 うわばみ隊は日帰り温泉へ立ち寄り汗を流す。(霧積温泉・峠の湯

 半年あまりの間によっちゃん&ひーちゃん御夫妻のおかげで、妙義山塊の主だった
 ルートを御一緒させていただき歩くことができて、【ハイジの山歩きの世界】もよりいっ
 そう広がり、ますます山歩きに夢中になりそうだ♪♪(^^)
 

山行記