7/08〜10 四川省観光編
山域・山行名他 | 中国・四川省 四姑娘連山 大姑娘山(タークーニャンシャン) 5025m Aトラベル社主催 【高山植物咲き乱れる大姑娘山登頂10日間】ツアーへ参加 (2005/7/08〜7/17) |
メンバー | 東京組:Uさん、Mさん、ちー隊長、ハイジ 関西方面組:男性4名、女性7名 + ツアーリーダー1名 合計16名 |
概 略 | ちー隊長もキリマンシャロを登り終えた後から、次に行ってみたい山であった。 登頂よりも、中国西南部の奥地であること&麓の高山植物の大群落や幻?のブルー ポピーを見ることがお目当ての【うわばみ隊】今年一番のイベントであ〜る(^^) 観光をしながら山麓の村(日隆)へ入り、高度順応日も含め山中4泊5日(テント泊)の ゆったりした日程である。 馬に荷物を運んでもらい、コックさんに食事を作ってもらい・・・と、大名登山を楽しむ♪ |
7/08(金) 曇後雨 |
成田空港〜成都空港(成都・安国酒店・ホテル泊) ツアーリーダーは関西空港から添乗するので、東京組4人は成都空港まで各自で 移動する。 09:25発CA422は直行便であるが、入国審査のため北京にて降機し、再搭乗する。 15:40(現地時間16:40)、成都空港着。 日本語ガイドのシュエさんに出迎えられ、ホテルへと向かう。 四川省の省都である成都は、想像していたよりも(表面上)都会で、高層ビルが結構 建っている。 道路は広いものの、交通量も多く、車優先社会であるため、対抗すべく人々もたくまし く、信号などお構いなしで道路を横断したりする(^^; 車同士も、運転マナーは譲り合うよりも、自己主張!! 広めの歩道には、パラソルをつけた自転車タクシー(定員2名)が行き交う。 よく見ると、自家用パラソル付き自転車もある。 蒸し暑いので、上半身裸のオジサマを沢山目にする。 日本ではハイジの住む埼玉県S市でも、そんなオジサマ見かけないもんねぇ〜。 ホテルに着き、関西方面組の到着を待ち、外のレストランで夕食となるはずであった が、天候の都合で飛行機が遅れたため、、ホテル内レストランにて東京組4名での 夕食となった。 |
7/09(土) 晴のち曇 |
成都〜都江堰〜野生パンダ保護区〜臥龍(臥龍・臥龍山荘・ホテル泊) 本日は臥龍へ移動しながらの観光日。 世界遺産になっている中国古代のダム施設【都江堰】を見学する↓ ![]() 大きな石がないため、小さな石を竹で編んだものでまとめて、堰を作ったそうだ↓ ![]() ![]() ツアー中の専用車 昼食後、途中の露店に寄り、リーダーは山中で使うための食材などを仕入れる。 個人的にくだものを買う人もいた。 ![]() ☆ツアー中の中国トイレ事情 ホテルや立ち寄ったレストランは普通に問題ないが、郊外へ行くと、ドアのない 高さ80cm位の仕切りがあるだけだ(@ @;) ちなみに↓は、給油のため立ち寄ったガソリンスタンドのもので、無料であるが、 仕切りの中に溝があり、溝をまたいで使用する。建物の外から人力で(ホースで) 溝に水を流す式なので、タイミングによっては、前者のおみやげがあったりする。 たまたま人が少なく、待ち人はツアーメンバーしかいなかったので、日本式にトイレ の入り口で順番を待っていたが、中国のひと達はドアのない個室スペースの前で 個室側を向きながら待つと、リーダーより聞かされ、事情をふまえ、なるべくメンバー 同士で並び、後ろ向きで待つよう言われた(^^; 以後、誰ともなく、ニーハオ(^^)/トイレと命名する。 郊外へ移動中の日本のドライブインのような所は有料で、一回5角〜1元する。 (1元約15円) 最初に利用するときは戸惑ったが、使わないわけにはいかず・・・。 カルチャーショック!!であ〜る(^^) ![]() ニーハオ(^^)/トイレ ホテルチェックインの前に、楽しみにしていた野生パンダ保護区へ寄る。 ジャイアントパンダが飼育されており、ここの入場料等すべてパンダの保護費用 に当てられる。 パンダは20年位前に、上野動物園で見たのが最後だったっけ。 ここでは(私達の時は)一人200元払い、赤ちゃんパンダを抱っこできる。 自前のカメラで撮影できるので、多くのメンバーが希望して、順番待ちの撮影会と なる。 事前にちー隊長と、こんな機会は二度とないから、抱っこしようと決めていた(^^) しかし、順番最後の私達の時には、すでにお疲れ気味の赤ちゃんパンダは、おやつ を与えられてもご機嫌ななめ状態であった(^^; ![]() なんとか、『ハイ、ポーズ♪』 ![]() 赤ちゃんパンダ達(生後6〜8ヶ月) ![]() みんなに抱っこされて疲れたよ〜ん ![]() 希望すれば××万元払い、命名もできるらしい。 ![]() 命名者のプレート いくらだか忘れてしまったが、スポンサーとして、一頭の生涯の里親や、一年間の里親 制度とかもあるらしい。(ともかくお金がかかるのだぁ〜) この日の宿は、アメニティーグッズにパンダの絵があしらわれた綺麗なホテル♪ 夕食後別棟の会場にて、四姑娘山山麓に咲くお花たちのスライドを見せられる。 ホテルの前庭では、なにか特別な日であるのか、チベット族の民族衣装を着た人たち や、地元の人、観光客入り混じり、中央の羊の丸焼きを囲み踊っていた。 楽しく徳した気分♪(^^) |
7/10(日) 曇時々雨 |
臥龍〜円朗山峠〜日隆(日隆・金昆賓館・ホテル泊) 本日はいよいよ登山口の村・日隆へ向かう。 舗装された山道をバスはぐんぐん進む。 運転マナーは自己主張!! 追い越しの合図も、どけどけ警笛も、ともかくクラクションを鳴らしまくり!!! 日本だったら殺人事件もおきかねない煩さだ。 高地になるにつれて、斜面全部お花畑の光景を目にする。 右も左も、花・花・花(きゃあ〜〜〜♪) トイレ休憩も兼ね、途中下車し撮影会となる。 赤・青・黄色のケシをはじめ、フウロにリンドウ、アズマギク、キンポウゲにウスユキソウ トラノオ、シオガマ、サクラソウetc・・・♪ ![]() ![]() 円朗山(バーランシャン)峠(4523m)へ着き、高度と岩屑の道を体験するため40分 ほど歩く。 下車する前に、ハイジは軽い頭痛を覚えたが、歩き出す頃には消えていた。 メンバーの中には、意図せず足がふらつき焦った方もいたようだ。 みぞれ混じりのお天気の中、峠を越えてやっと日隆の村(3100m)に着く。 山の斜面に菜の花の棚畑が美しい。 ![]() 夕食は、隣接するチベット族の村長さんが経営するレストランでの晩餐である。 小部屋を貸切り、テーブルを囲む。 明日から山中での現地リーダーになる、村長さんのご子息・大学生のミン君が挨拶 に訪れご対面となる。 安全登頂祈願の白いマフラーを、一人一人に渡された。 初めて食べるチベット料理♪ 四川料理より辛くなく、炒め物はにんにくがきいている。 羊肉を炒めたものや、山菜やきのこを炒めたもの、鶏肉の炒め物、スープなど。 茹でたてのじゃがいもは、ちー隊長に好評。 食前酒は酸っぱくてメンバーには不人気のようであったが、ハイジは(ちー隊長の分も) 美味しくいただいた。 バター茶も独特の味で、美味しかった。 ![]() お守りマフラー(白)を掛け、民族衣装のミン君と 食後は階下の、村長さん経営のお土産物店でショッピング。 友人へ民芸品の楊枝入れを求め、自分用にチベット族の帽子風バンダナ?を買う。 これを見つけた時、記念に山頂で、お守りマフラーと共に身に着けようと思った(^^)v 小さく不鮮明でわかり辛いが、HP表紙の写真でハイジが被っているのだぁ〜♪ |
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