ハイジの山歩記

 山域・山行名他  北アルプス・燕岳 2763m&大天井岳 2922m   (2012/05/26〜27)
  メンバー  ちー隊長&ハイジ

  概 略

 残雪期の燕岳は、8年前の同時期に行き、大天井岳は、山歩きを始めて2年目・13年前の
 夏、表銀座から槍ヶ岳へ縦走時に立ち寄って以来だ。

 燕山荘にテントを張り、初日に燕岳、翌日に大天井岳を往復する。

 装備はネットの情報とこれまでの経験から、6本爪軽アイゼン&ダブルストック、ピッケルと
 したが、雪が緩んでおり、アイゼン&ピッケルは使用せず。

 週半ばの天気予報より更に良くなった天気のおかげで、半月前の鳳凰に続き、またまた快
 晴の元、稜線漫歩だ♪\(^o^)/\(^o^)/♪


 5/26(土)晴れ 

 中房温泉第1P 9:00〜11:40 合戦小屋 11:50〜12:50 燕山荘 13:40〜燕岳往復
 〜14:35 燕山荘(テント泊)

 4:30 自宅を出発。
 8:40 中房温泉第1P着。(簡易トイレあり) 駐車場は9割方埋まっていた。

 9:00 中房温泉第1P出発。
 9:05 中房温泉登山口通過。(トイレ&水場あり)

 駐車場からの緩やかな舗装路を頑張ってしまったためか、登山道に入ったとたんに足取り
 重く、ザックも重く感じる(^^; 一週開いてしまったとはいえ、鳳凰の時とは大違いの体感
 だ。後方に小屋泊の中高年パーティが続いていらしているせいもあり、気が急いてしまう。

 9:40 ゼイゼイしつつ、第1ベンチ通過。

 10:00−05 第2ベンチ(小休止・オレンジジュース)

 ひと汗かいたおかげで、体がスッキリしてきた(^^)v
 前後に登山者も見えず、マイペースで快適歩行♪

 10:35 第3ベンチ通過。

 10分ほどで残雪現る。雪は緩んでおり、つぼ足のまま行く。
 間もなく、前方の団体さんに追いついてしまう。
 今日明日と、燕山荘主催の初心者春山教室のメンバーかと思われる。

 最後尾のスタッフに、お先に行かれますか?と言われたが、16人パーティときき、抜く気
 が失せ、休憩するであろう富士見ベンチまで後方を歩かせていただく。
 ゆっくりペースなのでとっても楽だ♪

 11:05−10 富士見ベンチ(小休止・オレンジジュース)
 団体さんや先客者の休んでいる所を越え、一段上のスペースで休む。

 合戦小屋に向けて淡々と行く。

             ↓大天荘   ↓大天井岳
 
           合戦小屋手前で大天井岳が見えた♪

 11:40−50 合戦小屋(小休止・パン) トイレあり。
 雪上のベンチには、多くの登山者が休憩中であった。

       合戦小屋(営業中)                          ↑燕山荘方面の道

 ここから更に斜度は増すが、雪が緩んでいるのでアイゼンは着けずダブルストックで行く。
 因みに、居合わせた方々は、全員12本爪装着していた。

 合戦沢ノ頭まで急坂を行く。ルートを示す赤旗竿があり、トレースもしっかりついている。
 雪が腐り、トレースの足型が崩れてしまう所もあり、少し逸れ、キックステップで自分の足
 跡を刻む。

 12:10 合戦沢ノ頭通過。ここから暫く斜度が緩む。

 
             12:20 槍が見えた〜♪(^^)

                   ↓燕山荘
 
         小屋は見えるが、なかなか着かない(^^;

 小屋直下の急登を頑張り、燕山荘到着!!と思いきや、小屋前の夏道は雪で覆われ
 行けず、小屋の裏手、冬期小屋をぐるっと回り、正面玄関に辿りついた(^^;

 12:50 燕山荘着。(テン場代 1人¥500)
 ハイジが受付を済ませている間に、ちー隊長がテントを張る場所を決める。
 遅い出発ながら、本日我らは3番乗り〜♪
 テン場は雪に覆われており、トイレは小屋のを使用する。

                 ↓燕岳
 
                           ↑我が家♪

 13:40 テン場出発。空身で燕岳を往復する。

 
             お約束のイルカ岩と槍ヶ岳♪

 テン場〜燕岳間は雪はない。

 14:05−15 燕岳(大休止)
                  ↓鹿島槍         ↓餓鬼岳
 
                  燕岳より望む

              ↓大天井岳              ↓槍ヶ岳
 
                  燕岳より望む

                                ↓燕山荘
 
                燕岳側から望む

 
               穂先をお口に〜♪(^^)

 14:35 テン場着。

 14:45 燕山荘へ水を買いに行く。(ペットボトル 0.5L¥200、2L¥600)

 期待していなかった生ビール(一番搾り¥800)が売っていたので、テントへ戻る前に
 小屋内ベンチで早速.乾杯〜♪

 

 15:30 テントで乾杯♪

       キュウリの梅干和え、鮭トバ、ビーフジャーキー、タラコスパ&ペペチ

 18:40 消灯。

 夜中トイレに起きると、満天の星空だった☆


 5/27(日)快晴

 テン場 6:05〜8:40 大天井岳 8:55〜11:20 燕山荘(テント撤収) 12:05〜12:40
 合戦小屋 12:50〜14:45 中房温泉第1P着。

 5:00 起床。
 5:20 朝食(パン&コーヒー)

 
                5:55 テン場と燕岳

 6:05 テン場出発。
 ハイジのザックに二人分の日帰りセットを入れ、ちー隊長に背負ってもらいお姫様登山♪

 

 

 6:30 蛙岩通過。

 

 6:50 大下りの頭通過。

     ↓大天井岳                         ↓槍ヶ岳
 
                大下りの頭より望む

                                   ↓大天井岳
 

 
      大下りの頭最低鞍部手前から100m位雪上を歩く

 

 7:10−15 登り返し最初のピーク(小休止・チョコ)

 ここから大天井岳までの間、残雪部は下画像赤丸部2ヶ所だ。

 

 喜作レリーフを通過し、トラバース状の残雪部を慎重に通る。

 8:05−15 大天荘分岐(小休止・羊羹)

 これより山頂までは、ガレ場の直登ルートを行く。

 8:25 木柱通過。
 燕山荘からピストンした2人組とすれ違う。

 
              山頂手前の残雪部急斜面

 
            山頂直下で雷鳥ペアに遭遇〜♪

 8:40 大天井岳(2922m)着。大休止。う・わ〜っ!!360°丸見えだ〜〜\(^o^)/

 山頂には、燕山荘から蝶ヶ岳に向われるというオジサマが1人。

 
               北鎌尾根と槍ヶ岳

               ↓双六岳            ↓鷲羽岳
 

                             ↓常念岳      ↓蝶ヶ岳
 

                        ↓赤丸部・燕山荘
 
                 大天井岳より望む

 8:55 大天井岳出発。

         ↓針ノ木岳
 
                 山頂直下のガレ場

 
                下りはより慎重に

 9:05 木柱通過。

 9:15 喜作レリーフ通過。

 
         鞍部が喜作レリーフ

                            ↓燕山荘
 

 10:00−10:10 小ピーク(小休止・パン)

 テン場から出発した縦走組、2パーティとすれ違う。

 10:40 大下りの頭通過。
 10:55 蛙岩通過。

 11:20 燕山荘・テン場着(テント撤収)

 12:05 燕山荘出発。(つぼ足&ダブルストック)

                ↓有明山
 

 12:30 合戦沢ノ頭通過。

 合戦小屋までの急斜面は、昨日より雪が緩みシャーベット状になっていたので、より慎重
 にバランスを取りながら下る。

 12:40−50 合戦小屋(小休止・パン)
 何に反応しているのか、燕山荘出発時からずっと鼻水が止まらない(> <)
 5〜10分おきくらいに立ち止り鼻水をかむので、鼻の下がヒリヒリ痛む(^^;;
 目も痒く、アレルギーの症状だ・・・。

 13:10 富士見ベンチ通過。
 13:30 第3ベンチ通過。

 13:50−14:00 第2ベンチ(小休止・パン) 相変わらず鼻水止まらず・・・(; ;)
 虫攻撃にも合う。ハッカ油持ってくるのを忘れてた〜(^^;
 これからの季節、どこのお山へも、防虫ネット&ハッカ油は必携だ。

 14:15 第1ベンチ通過。
 14:35 中房温泉登山口通過。下りなのに、往路より駐車場までが長〜〜く感じる。
 14:45 中房温泉第1P着。

後  記
 国民宿舎・有明荘で汗を流し帰路に就く。


山行記