ハイジの山歩記

 山域・山行名他   那須・茶臼岳 1915m (2004/10/17)
メンバー   母・ちー隊長・ハイジ
   概 略  
  母に紅葉の絶景を見せたくて、ちー隊長推薦の那須行きを決めた。
  当初は母と二人で行くはずであったが、母の希望でちー隊長に急遽休みをとって
  もらい、初詣以来の楽しいファミリー登山となる(^^)

  日曜日久しぶりの快晴予報&紅葉のいい時期に重なるので、渋滞を避ける作戦
  で3:00起きし、早朝登山口へ向かったものの・・・

 
10/17(日)
 快晴    
 
  峠の茶屋P 6:40発〜峰の茶屋7:25〜茶臼岳8:00〜ロープウェイ駅分岐8:30〜
  牛ヶ首分岐8:55〜姥ヶ平9:10−9:35〜沼原分岐10:35〜延命水10:40−50〜
  避難小屋11:15〜峰の茶屋11:40〜峠の茶屋P 12:20着

  那須IC料金所で支払い終えると料金所のおじさまに、『これから那須岳に登るの?
  今日はもう結構人が登っているよ』と声をかけられる。
  日帰りで紅葉の名山を楽しめるだけに、他の人も同じ作戦をたてたのであろう。

  登山口へ近づくにつれてま・さ・か・の渋滞(^^;
  峠の茶屋Pは工事中のせいもあるが、6時前にすでに満車となっており、路上駐
  車の列が続く。
  やはり夜明け前の到着を目指すべきだった・・・と後悔しつつ、スペースを見つけ
  て路上に止め、朝食のおにぎりを頬張り、6:40登山開始。

  駐車場からの景色もそうであったが、那須岳一帯は紅葉の真っ盛り!
  紅葉登山は2年ぶりの母が、澄んだ青空&山の空気と眼前の景観に心弾ませて
  いるのが嬉しい♪

  

  

  63歳の我が母は感心なことに、ここ数年毎朝1時間ほどウォーキングを続けてい
  る。ハイジも以前は一緒に歩いていたが、結婚後はだらけてしまい、ごくたま〜の
  お付き合いとなってしまった(^^;

  7:25 峰の茶屋到着。
  本日は快晴だけれど風が強く、特に峰の茶屋付近は元々風の通り道で有名な場
  所で、過去には強風による遭難事故もおきており、慎重に通過する。
  ここより茶臼岳までは、強風に目を細め、時折立ち止まり踏ん張りながら岩屑の道
  を、ハイジ、母、ちー隊長の順に行く。

  

  ハイジは気づかなかったが、帰宅後母から、風で飛ばされそうになった時ちー隊長
  が何度も肩を押さえてくれたと聞かされる。いつも頼もしいちー隊長であ〜る
  
  8:00 茶臼岳山頂着。
  遠く彼方にうっすらと、富士山がかすんで見える。
  頂に雪化粧が施された飯豊連峰も見えた(^^)v
  茶臼岳は岩岩しているので、実標高よりも高山に登っているように感じられる。

  


  小休憩の後、本日の核心部・姥ヶ平へと向かう。
  ロープウェイ駅方向へ一度下り、茶臼岳を巻いて進む登山道は、ガンコウランの緑
  色に縁取られ、紅葉に染まる谷など見渡せる整備された歩きやすい道である。

  

  姥ヶ平へ下る登山道脇に、花芽を多くつけたシャクナゲが沢山あるのを目にした
  花好きの母は、来年シャクナゲの開花の頃にまた連れてきてね♪と超ご機嫌(^^)
  
  9:10 姥ヶ平着。多くの人がの〜んびりと腰を下ろしている。
  山肌から噴煙をあげる茶臼岳を望める景勝地で、私達もおにぎりとお茶で寛ぐ。

  

  休憩後、木道が敷かれたところを辿り、ひょうたん池に寄る。
  これから先は、人影まばらな紅葉のテーマパーク巡りのような登山道を行く。
  途中何度も、樹間越しに見える手編みのセーターを着せられたような山々の姿
  や、彩られた木々を見上げては、『綺麗だね〜♪キレイだね〜〜♪♪』と、しつ
  こいぐらいに3人で言い合いながら、順調に歩を進める(^^)

  10:40 延命水の水場着。
  ちー隊長と二人で、持参の2Lペットボトルや折畳水筒に、持ち帰り用の水を汲む。
  私達の行為に、付近で休憩していた人達は目が点になっていた。
  一人6Lずつなのになァ〜♪
  普通のハイカーは軽量化を心がけて歩くので、わざわざ水ごとき?で荷を重くする
  私達のことが珍しかったのだろうか・・・それとも単に、浅ましい行為と映ったので
  あろーか・・・(^^;;
  確かに、トレーニングにもなるし・・・などと言いつつ、【うわばみ隊】晩酌用の水調
  達ということもあるのであるが・・・(^^;;;

  途中避難小屋で小休憩の後、峰の茶屋へ登り返し、朝来た道を下山する。
  あいかわらずのいい天気(^^)v
  強風もおさまり、そよ風が心地よい。

  
  
  12:20 峠の茶屋P着。
  久しぶりの山歩きが少し不安であった母は、なんということはなく、最後まで元気に
  いいペースで楽しく歩きとおして満足そう。
  それがさらに嬉しくて、【ちー隊長と心の中でガッツポーズを取り合った♪】と、勝手
  に思っていたハイジであった。

  ・・・えっ? 【とうふのかどにあたまぶつけてろ】ですって???(^^)

                                           

山行記