ハイジの山歩記

 山域・山行名他  北信・黒姫山 2053m    (2011/10/16)
  メンバー  ちー隊長&ハイジ
  概 略
 北信五岳で二百名山でもある黒姫山は、二人とも未踏のお山である。

 黒姫高原Pを起点に周回する予定でいたが、峰ノ大池分岐〜山頂間の泥濘道に辟易
 し、時間も短縮出来なかったため、下山に表登山道を使わず来た道を往復する。

 前夜・アスティーくろひめ泊


 10/16(日)曇り
    

 黒姫高原P 8:40〜越見尾根〜七ツ池〜13:10 黒姫山頂 13:30〜黒姫乗越〜姫見台
 〜16:10 黒姫高原P

 8:40 黒姫高原P出発。(トイレあり)

 

 早朝は晴れていたが、歩き始める頃には雲に覆われ山容をみることができない(; ;)

 
               スキー場ゲレンデの中を行く

 9:10−15 望湖台(小休止)

 
           野尻湖の後ろ、斑尾山・山頂部は雲の中

 ゲレンデの中に付けられた登山道を行く。 何気に急な道だ。

 

 中腹あたりは紅葉の最盛期だが、葉が痛み色づき具合は芳しくない。

 

 10:30−40 姫見台(小休止・オレンジジュース)

 
          立派なケルン

 ここから越見尾根までは、トラバース気味な道を行く。
 落葉や木の根が濡れて滑り歩き辛い。

 11:10 越見尾根通過。黒姫乗越まで急登が続く。

 11:45−50 黒姫乗越(小休止)

 
                   黒姫乗越

 黒姫乗越から山頂を目指さず、七ツ池を経由する。
 登山道は明瞭であるが、薄暗く、あまり踏まれていないかんじの道だ。
 なんとなく1人では歩きたくないなぁ〜(^^;

 視界が開け、七ツ池が見えてきた♪
 そして本日初めての先行者を見かける。
 6〜7人のパーティが、コースから逸れた左側の一段高い場所で休んでいた。

 
                   七ツ池

 12:15 七ツ池通過。
 休んでいらしたパーティが、山頂へ向けガレ場を登り始めた(^^;
 池の周りを見渡すと、休憩していた高台への踏み跡はあるが、地図を何度見ても、
 正規の登山道は見当たらなく・・・。バリエーションルートだろうか??

 その斜面はちー隊長曰く、どう見ても登山道ではないとのこと。
 正規ルートは、(地図通り)湿地帯を縦断後、再び樹林帯に入る。

 12:25 峰ノ大池分岐通過。
 分岐から少し奥に入った峰ノ大池を見に行く。

 
                  峰ノ大池

 峰ノ大池から稜線へ向け、急坂を行く。凄い泥濘で、スパッツも泥だらけ(^^;
 稜線に近付く頃、下山者とすれ違うようになってきたが、皆一様にスパッツ全体が
 ドロドロ(@ @;)
 私達の足元を見て、「きれいですね〜、歩くのが上手なのかなぁ」と言われる。
 イエイエ・・・、私達の足元も十分凄いことになってますよ〜〜(^^;;;

 12:55 コースタイムを5分オーバーし、新道分岐通過。

 山頂手前の藪?から、突如人の声がしてビックリ!!
 なんとなんと、七ツ池で見かけた6〜7人のパーティの方々だった。

 13:10−30 黒姫山頂(大休止・おにぎり)

 
            黒姫山頂に顕著な標柱はなかった

 山頂で中高年パーティの方々のシャッターを押したついでにお話を伺った所、バリエー
 ションルートを登ってきたのではなく、道間違いで、命がけ?でガレ場を登ってきたとの
 こと(^^;; 誰も滑落せず辿りつけたから良かったものの、メンバーの女性は、相当消
 耗された様子だった。

 山の会の御一行は、歩き慣れた感はあるが、なんと、リーダーらしきオジサマは地図は
 持たず、簡単な観光マップ程度のマンガチックなものをコピーされ持ってきていた(^^;
 男女含めた他のメンバーも、誰一人地図を持たず、ルートの疑問も思わなかったそうだ。
 凄すぎデス・・・。【知らぬが仏??】

 ここまでで、珍しくコース全般コースタイムをオーバー気味の我らは(注:決して不調では
 なかった)、未知の急坂・表登山道を下るより、今夜の宿への移動もあり、早く下山したい
 ため、状況を知っている来た道を下ることにする。

 
          山頂〜黒姫乗越間も、木の根で歩き辛い

 14:05 黒姫乗越通過。

 14:30 越見尾根通過。

 14:55−15:10 姫見台(大休止・パン)

 15:55 望湖台通過。
 黒姫高原コスモス園が営業終了日のためか、往きにあった望湖台の標柱が外された
 直後だった。

 帰路は、スキー場ゲレンデ部を真っ直ぐ下る。


 

 16:10 黒姫高原P着。
 

  後  記


 黒姫山は思っていたよりタイムを要する山だった。
 昭文社地図のコースタイムは辛めだと思う。

 明日登る戸隠山のため、戸隠高原の宿まで移動する。



山行記