山域・山行名他 | 北陸・毛勝山(けかちやま) 2415m (2014/9/8) | ||||||||
メンバー | ちー隊長&ハイジ | ||||||||
概 略 |
北陸の山旅2日目は、二百名山である毛勝山へ。 前日鍬崎山下山後移動し、片貝山荘先の駐車場手前路肩で車泊(トイレ&水場なし) 直前に急遽登ることに決めたため、事前予約が必要な片貝山荘には宿泊しなかった。 山歩きを始めた頃から、後立山から幾度となく目に親しんでいた毛勝山は、いつの日か 登ってみたいと思っていた。 残雪期に登る山だと認識していたが、近年魚津山岳会さんのご尽力により西北尾根に 夏道が拓かれ、この時期に登ることができた。 コース中水場やトイレ、道標や避難小屋なし。標高差1700mを日帰りで往復する。 管理された正登山道ではないため昭文社の地図がなく、標準コースタイムもないが、ネ ットのいくつかの記事とハイジの経験から、休憩込・登り6時間&下り5時間位を想定し、 水分は各自4L持って行く。 登山道は思っていたより整備されていたが、核心部は駐車場〜登山口間であった! 僧ヶ岳登山口前にある駐車場から登山口への案内は全くなく、山中で追いつかれた方に、 登山口を探せず時間をロスした話も聞いた。 ※登山口までの詳細は、自ブログ関連記事参照→関連記事(駐車場から登山口まで) |
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9/8(月) 晴れ |
駐車場 5:20〜7:45 三角点 7:50〜10:45 クワガタ池 10:55〜11:35 毛勝山 11:45 〜14:55 三角点 15:05〜17:10 駐車場 5:20 明るくなるのを待って駐車場出発。 5:25 登山口通過。 やや急な樹林帯の登りを、長丁場なのでよりゆっくりと歩く。 所々にロープが架けられている。 この程度の道で何で必要なのだろう?、残雪時凍っているときのため??と思っていたが、 下りでロープの有難さが身にしみることになるとは・・・。この時は思っていなかった(^^; 6:15 稜線取付き通過。 ↑6:25 斜度は緩くなったが、木の根が張り出し何気に歩きにくい 本日一番にスタートした我らだが、三百名山巡りの倉敷のオジサマにあっさり抜かれる。 6:50−7:00 1274ピーク? 小休止(オレンジジュース) 三角点ピークまで休まず行きたかったが、ハイジの体が重くギブアップ(^^;; ↑1274ピーク?付近 ↓7:10 左手樹間からは僧ヶ岳や越中駒ヶ岳も見えてきた ↓右手には、毛勝山方面の山も 7:45−50 三角点(1479.1m) 小休止・おにぎり まだ本日の行程三分の一強。大汗かきかき行く(^^; 樹林帯から灌木帯へ。 ↓8:10 石狩岳シュナイダーコースの一部のような垂直さ(^^; ロープがあるだけ有難い 8:40−50 展望岩(勝手に命名) 小休止・おにぎり ↓この岩を回り込んだ先で休憩♪ ↓展望岩(勝手に命名)からの展望。振り返ると富山湾も見えた♪ ↓展望岩から望む進行方向。ピークの先には草原が〜♪ 左手の展望が開けた尾根を淡々と行く。 本日2人目の方に抜かれる(^^; ↓9:05 大岩を回り込み通過。 後ろから鈴の音と共に俊足で登ってくるお兄さんに抜かれる(^^; 平日にも関わらず、本日3人目。 ↓9:15 奥に見えるは白馬方面だ♪ ↓杓子岳 ↓鑓ヶ岳 ↓9:20 ピークを越えて、草原状の道を行く ↓カライトソウ ↓9:30 前方奥に見えるは目指す毛勝山か。まだ遠そう(^^; 9:45 モモアセ池通過(この日見た最初の池・後日ガイドブックで確認) ↑初めに現る池がモモアセ池であった。(勿論標識なし) 9:53 モモアセ池を過ぎ一段登った所で後立山の大展望が広がる\(^o^)/\(^o^)/ 白馬岳から鹿島槍(右・双耳峰)まで、登った山々がズラ〜っと見える♪ う・わ〜っ!! 10:00−05 二つ目の池を見下ろしながら小休止(おにぎり) 二つ目の池。 休憩時、4人目の方に抜かれる(^^; ハイジ歩くの遅すぎ〜(^^;; ↑10:10 休憩時に抜かされたお兄さんが登るのが見える(赤丸部) クワガタ池手前より望む毛勝山。 10:45−55 クワガタ池(小休止・パン) この日見た三つ目の(顕著な)池。少し先・上から見ると確かにクワガタの形をしていた(^^) 左手には後立の山並みがずっ〜と見えている♪ 山頂まで雲に隠れませんように! クワガタ池から山頂へは、草付きとガレの急登を行く。浮石も多い。 斜度が緩んだ所が山頂のわずかに手前だ。保険のため剱の写真を撮っておく。 11:35 毛勝山(2415m)着。駐車場から6時間15分! 小休止・オレンジジュース ↓鹿島槍 ↓爺ヶ岳 ↓剱岳 下山後調べた所、山名板は前日午後替えられたばかりだった! 私達を抜いて行った方々は皆下山され、我らの貸切だ♪ ↑山頂より望む剱岳。(中央)立山。 後立の景色も雲に隠れず間に合った\(^o^)/\(^o^)/ ズームでパチリ! 五竜岳(左)と鹿島槍(右) (中央)不帰の嶮。(右端)五竜岳。 白馬岳(左) 杓子岳(中) 白馬鑓ヶ岳(右) ↑山頂より望む釜谷山(左) ↑山頂より望む毛勝谷と富山湾方面 予定より少し遅れてしまったので大休止とはいかず・・・。 11:45 写真を撮り景色を目に焼き付け出発。 ガレの浮石急坂は、落石を起こさない様、下りはより慎重に足を置く。 本日最後に登って来られたオジサマとすれ違う。 ↑12:00 クワガタ池を見下ろす(赤丸部) 12:20 クワガタ池通過。 慎重な足運びのため山頂〜クワガタ池間は、登りと5分ほどしか違わなかった(^^; ミヤマダイモンジソウ 13:05−15 二つ目の池(小休止・おにぎり) 13:25 モモアセ池通過。 ↑ミヤマリンドウ ↓13:40 西北尾根を下りにかかる ↓14:00 大岩通過。 14:10 展望岩(勝手に命名)通過。 ↓14:35 垂直ぎみなロープ場通過 14:55−15:05 三角点(1479.1m) 小休止・おにぎり 久しぶりの長丁場に足が疲れているせいもあるが、木の根に躓かない様より慎重に足を 置くためなかなか捗らない(^^; 16:20−25 尾根下降点(小休止・おにぎり) 朝、登り始めには不要だと思っていたロープだったが、疲れた足だけで踏ん張るには辛く、 下りではしっかり使わせていただき、とっても助かった!(←ハイジだけ) 17:05 登山口通過。 17:10 駐車場着。 |
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後 記 |
翌日は青海黒姫山に登るはずだったが、毛勝山下山直後?ちー隊長の両靴ソールが 剥がれ、今山行は終わりとなる。 黒戸尾根日帰りしたより疲労感があったのは、単に歳をとったからか、怠惰な日々を送っ ていたためだろうか(恐らく両方)。 下山後膝の裏が腫れて(浮腫んで?)しまった(^^; 落石等の危険は別として、残雪期に雪渓を歩いたほうが下山はより楽だったかと思う。 いつの日か、残雪期に登ってみたい。 道の駅・うみてらす名立で入浴&車泊。 |