ハイジの山歩記

2010/9/9〜11 笠ヶ岳〜槍ヶ岳縦走1

 山域・山行名他  北アルプス・笠ヶ岳〜槍ヶ岳縦走  (2010/9/9〜11)
  メンバー  ちー隊長&ハイジ
  概 略
 当初の予定は、三泊四日で悪沢〜赤石〜聖〜茶臼だったが、8(木)夕、台風の進路がズレ
 東名高速も通行止めとなり、急きょ変更し、新穂高温泉起点に笠ヶ岳〜槍ヶ岳縦走&周回
 する。

 笠新道〜笠ヶ岳間以外、ハイジは初めて歩く道♪
 核心部の尾根歩き時はお天気に恵まれ、縦走路を行くにつれだんだんと近づいてくる槍ヶ岳
 は、表銀座の東鎌尾根からに負けず劣らずの景観であった(^^)v

 前夜、新穂高温泉(深山荘) 無料駐車場で車泊。

 9/09 新穂高温泉〜笠新道〜笠ヶ岳(テント泊)
 9/10 笠ヶ岳〜双六小屋(テント泊)
 9/11 双六小屋〜西鎌尾根〜槍ヶ岳(往復)〜槍平小屋〜新穂高温泉

 ※山行記は1,2に分けてUPします。
   
 
  9/9(木) 曇り
 
 新穂高温泉 7:00〜12:05 杓子平 12:25〜14:55 笠ヶ岳キャンプ地(テント泊)

 6:15 起床。駐車場から徒歩でバスターミナルへ移動し、朝食&出発準備。
 7:00 新穂高温泉バスターミナル出発。
 笠新道まで、緩やかな林道歩きでウォーミングアップ。

 8:00−10 笠新道分岐(小休止・給水)

 キツイと言われる笠新道は、ハイジは10年前百名山登山の折、笠ヶ岳小屋泊まりで往復した
 ことがある。その時は、言われているほどキツくないし、歩きやすかった印象がある。
 あれから10年!
 今日は、大好きな人と一緒に、二泊三日テン泊荷物で登るのだ♪

 9:00−10 小休止。(オレンジジュース)

 道は良く整備され歩きやすい。一定ペースで進む。

 10:00−10 杓子平までの中間地点標識を過ぎて小休止。
 順調に高度を稼いでいるが、二人とも暑さで汗びっしょり(^^;;
 ちー隊長の首掛けタオルは、しっかり絞れるくらいだ。
 互いに拭いても拭いても汗まみれの顔を見合い、可笑しくなってくる(^^)

 

 樹林帯の道は時々空が開け、右手に穂高の峰々が見えた。

 

 間もなく数組の、小屋泊の先行者に追いつくようになってきた。
 暑さで皆、一様に苦しそうだ(^^;

 10:55−11:05 小休止。

 先月高所登山から帰ってきた分、効果が持続しているのか、心肺は苦しくない。
 ただ、以前の記憶よりも、杓子平までが長く感じる(^^;
 樹林を抜け、少し斜度が緩むと杓子平は近いというイメージであったが、なかなか着かない(^^;

 12:05−25 やっと杓子平到着(大休止・おにぎり) 
 稜線部はガスがかかり、笠ヶ岳は見えない。

 
              杓子平より望む縦走路方面

 杓子平からは、緩く下り、縦走路へ向け登り返す。
 登り返す道が以前とは違い、抜戸岳方面についている。

       チングルマ(綿毛)                 ナナカマド

 登り返しの道は↓画像のように一見緩く、稜線まで近そうに見えるが、なかなか捗らない(^^;

 

 13:15−25 小休止。以外と距離があり、ワンピッチで稜線へは甘かった(^^;
 杓子平から休憩時見えていた先行する小屋泊数組も、この辺りが疲れる所なのか、度々
 休憩をとり捗らないようだ(^^;;
 
                 杓子平を振り返る

 杓子平までの道を思えば、斜度が緩みガスで太陽が遮られた分、我らは楽に感じる。
 

 13:50 抜戸岳の分岐標識を過ぎ、稜線分岐通過。

 

 14:00 旧道分岐通過。稜線は緩やかにアップダウンが続く。

 14:25−35 抜戸岩(小休止・パン)

 
               抜戸岩に挟まるちー隊長♪

 晴れていれば大展望のスカイライン縦走路は、周りはガスで展望なし。一瞬ガスがきれ
 笠への道が見えた♪

                           ↓笠ヶ岳      ↓小笠
 
                 テン場へはもう一息

 14:55 笠ヶ岳キャンプ地着(テント泊) この時間でも本日テン場一番のり〜♪
 テン場代 1人¥500。水場、トイレは山荘を利用。

 小屋で受付を済ませテントを設営後、テン場から5分ほど離れた小屋でビールを調達。
 小屋前の石垣に腰を下ろし、祝杯をあげる。(ビール 500ml/800円 350ml/600円)

 15:30 カンパ〜〜イ♪ (^o^)/☆\(^o^) 身体中に浸みわたるぅぅぅ(~ ~#)
 
               笠ヶ岳山荘と笠ヶ岳

 
          石垣から見下ろすテン場と我が家(青テント)

 17:20 テントに戻り夕食。五目御飯、みそ汁、漬物(ハイカラ亭主) 焼酎お湯割り。


 
             我が家と夕映えの槍ヶ岳〜♪

 
                 ズームでアップ♪

 
            テン場より望む夕映えの穂高連峰

 19:30 消灯。(爆睡!!)
 夜中に目覚め、ちー隊長を起こし(^^;テントの外へ。山々のシルエットと肉眼で天の川♪
 
 
  9/10(金)
  快晴
   

 笠ヶ岳キャンプ地 8:00〜12:35 鏡平分岐 12:45〜13:40 双六キャンプ地(泊)

 5:15 起床。今日は双六小屋までなのでゆっくりだ。

 
              5:35 ご来光前の槍ヶ岳

 
             遠くに富士山も見える♪

 
           5:40 我が家と朝陽に染まる笠ヶ岳

 6:10 朝食。(カップラーメン)
 6:35 食後、空身で山頂へ。
 6:45 笠ヶ岳山荘通過。

 
            笠ヶ岳山荘前より望む笠ヶ岳(2897.5m)

 6:55−7:00 笠ヶ岳山頂。360°丸見えで〜〜す\(^o^)/ 

       雲海の彼方に白山               山頂より見下ろす小笠と小屋

                        ↓槍はココ♪
 
               逆光の槍ヶ岳方面

              ↓乗鞍岳     ↓御嶽
 

 7;10 笠ヶ岳山荘〜小笠往復〜7:35 テン場着。

 
               小笠山頂(後方・白山)

 8:00 テン場出発。快晴の中、稜線漫歩の始まり〜(^^)♪

 

 
                  笠ヶ岳を振り返る

 9:00−05 笠新道分岐(小休止)

 9:15 縦走路から一段上がり抜戸岳通過。

  
                   抜戸岳山頂

  ↓薬師岳                         ↓鷲羽岳 ↓樅沢岳
 
          抜戸岳より望む縦走路&赤丸部・双六小屋

          ↓槍ヶ岳↓大喰岳↓中岳  ↓南岳 ↓大キレット
 
                  縦走路より望む

 9:55−10:10 秩父平分岐(大休止)

 秩父平分岐から、やや急なガレ場を秩父平へ向け下る。

 
              秩父平より秩父岩を振り返る

             ↓黒部五郎岳      ↓薬師岳
 
             赤い実をつけたナナカマド

 秩父平から大ノマ岳への登り返しは、想像していたよりはキツかった(^^;
 この縦走路を何度か往復歩いたことのあるちー隊長も、昔の記憶よりキツく感じると言う。
 休憩時間を抜かしても、コースタイムしっかり要しているので、やや辛めか(^^;

 10:55−11:30 縦走路から逸れ、一段上がり無名ピーク(大ノマ岳?) 大休止。

 お湯を沸かし、コーヒーブレイク♪

                  ↓双六岳   ↓鷲羽岳
 
               無名ピークより望む

 
              無名ピークより望む槍ヶ岳

 
            大ノマ乗越手前、縦走路より望む

 12:05 大ノマ乗越通過。

 
               シシウドと槍ヶ岳〜♪

 12:30 弓折岳通過。

 
                  弓折岳山頂

 12:35−45 弓折乗越(鏡平分岐) 小休止。
 ここからは、今朝新穂高温泉から登ってきた人達で賑やかだ。
 
           弓折乗越より鏡平山荘を見下ろす

 13:00 花見平通過。
 お花は時期が過ぎているので殆どなし。ヨツバシオガマとリンドウが見られた。

                          ↓鷲羽岳
 
               双六小屋が見えてきた♪

 13:40 双六小屋着(テント泊) 
 広いテン場は、本日3番のり?
 水場とトイレは、小屋を利用する。 テン場代 一人¥500

 空身で双六岳を往復してもいい時間だが、我らの心は酒盛りへ一直線!

 15:00 小屋でビール350ml/500円とおでん600円を仕入れ (^o^)/☆\(^o^)
 乾燥大根葉をぬるま湯で戻し、お醤油で。海草サラダも戻し、梅肉で和えいただく。
 ビールの後は、焼酎お湯割り。
 夕食はスパゲティー。(ペペチ) ほとんどおつまみを兼ねている(^^)
 一日の行動を終え、テン場での飲み食いは至福の時であります♪

 
             17:55 双六小屋テン場と我が家

 18:30 消灯。
 

笠ヶ岳〜槍ヶ岳縦走2へ→

山行記