山域・山行名他 | 北アルプス 常念岳 2857m (2011/5/6~7) |
メンバー | ちー隊長&ハイジ |
概 略 | ちー隊長のGW中のお休みはこの二日だけだったので、稜線にテン場があり、車で アプローチし易く、二人とも残雪期に歩いていない所ということで常念岳へ。 ルートは一ノ沢からの往復。出発時5/7の天気予報は曇り&降水確率40%(^^; 最悪お天気が崩れても、早めに下山できるのがポイントだ。 前夜道の駅・アルプス安曇野ほりがねの里で車泊。(常念岳を望むロケーション) ヒエ平登山口方面へ向かう広域農道沿いにセブンイレブンあり。 |
5/6(金) 晴れ後曇り |
一ノ沢駐車場 6:30~6:45 ヒエ平 7:00~11:30 常念小屋 12:25~ 13:35 常念岳 13:40~14:30 常念小屋(テント泊) 6:30 一ノ沢駐車場出発。ウォーミングUPに丁度良い車道歩き。 6:45 ヒエ平着。トイレ&水道あり。 登山指導所に係の方がおり、登山者カードを記入する。 ↓常念岳♪ 立派なトイレ棟 7:00 ヒエ平登山口出発。 一ノ沢コースは、ハイジは12年前の9月下旬、台風一過の好天を狙い日帰りで歩い て以来だ。思い返せばその山行で、百名山完登をしてみようと思ったのであった。 ちー隊長は初めて歩くルートだ。 大きな栃の木と鳥居のある山の神に手を合わせ、山行の無事を祈る。 樹林帯の乾いた道は緩やかに続く。 7:55-8:05 大滝ベンチ(小休止・オレンジジュース) ベンチの向いに水場あり。 大滝ベンチ 樹間から常念岳♪ 大滝から先残雪現る。 樹林帯を抜け、視界が開けると大デブリ地帯!! 常念小屋スタッフが立ててくださった目印の赤旗がありました。 ↑目印の赤旗(見えるかなぁ~) 9:10-20 笠原(小休止・オレンジジュース) ↓常念乗越 赤線部がルート 飛び石伝いに沢を渡り対岸へ。 雪は緩んでおり、アイゼンは着けずに行く。斜度がだんだん増してくる。 迫力あるデブリの脇を通る 10:10-25 胸突八丁手前あたり (大休止・おにぎり) 胸突き八丁手前あたりより来た道を振り返る 大休止後は、いよいよ急登の始まりです! アイゼンは着けず、ツボ足&ストックで行きます。 前後に誰もいないので気が楽だ(^^) 一泊とはいえ今年初のテン泊雪山装備は堪える。昨夜酒盛りしなくてよかった(^^; 足よりも肩と腕がとっても疲れます(^^;; 辛くなると日頃から腕立てなどして、肩と腕の筋肉も鍛えなきゃと思うものの、下界 に戻ると・・・(> <;) 10:45 水場付近?通過。 更に斜度は増す。そして斜面はまだまだ続く。何度か歩を止め息を整える。 ちー隊長も珍しく相当堪えているのか、ハイジが追いつく場面もあった(^^; 連休で体力温存のハイジと違い、激務のちー隊長なのだ・・・。 続く急登に、ちー隊長の足取りも重い(^^; 乗越稜線は見えるものの、中々近づかない。 先を行くちー隊長に、「まだ? まだ?・・・」と、何度も訊いてしまったハイジであ~る。 まもなく斜度が緩み、直登から右へ行く。 ↓ハイマツが目印☆ あのハイマツのむこうに・・・ \(^o^)/\(^o^)/ 着きましたよ、常念乗越!! 展望もなんとか間に合いました~(^^)v ↓北穂 ↓大キレット ↓南岳 ↓中岳 ↓大喰岳 ↓槍ヶ岳 11:30 常念小屋着。(テン場代 一人¥600) 常念小屋の入口は雪のトンネル 槍ヶ岳と我が家♪ テントを張り終え小休止。荷から解放されイイ気持ち~♪ ビールをぐび~っといきたいところだが、お天気のいい今のうちにとりあえず山頂を 踏んでおきたい。 ちー隊長:「俺、何度も登ってるから別に(山頂は行かなくても)いいよ」 ハイジ:「私だって、別にいいんだけど・・・」 と言いつつ、エビスを雪に埋め(^^) 12:25 テン場出発。 ↓ニセピーク 常念乗越より望む ストックだけ持ち、空身で行く。 乗越から見えているニセピークまでは、御覧のように雪はない。 空身なのでサクサク登れるハズだが、なかなか捗らないハイジであ~る(^^; ちー隊長の軽やかな足取りとは大違い(^^;; ↓乗越から見えたニセピーク ↓常念岳(山頂はこちら) 三股分岐付近 先を行くちー隊長が、分岐から上の雪庇上に雷鳥発見!! ということは~ 出合えて嬉しいながらも、(予報通り)お天気下り坂か・・・(^^; 雷鳥♂ ↓前常念方面 雷鳥♀ 雷鳥♂ 13:35-40 常念岳(小休止) 残念ながら槍穂は雲の中・・・。 ↓槍ヶ岳はこのあたり(^^; 常念岳山頂 ↓大天井岳 ↓横通岳 常念岳より望む大天井方面 穂高方面 ↓大滝山 ↓蝶ヶ岳 蝶ヶ岳方面 山頂は踏んだし、二人共心はビールへ一直線♪(^^) 雷鳥のペアはほぼ同じ場所で、せっせと雪虫を食んでおりました。 常念乗越を見下ろす(赤丸部がテン場) 常念小屋とテン場 14:30 テン場着。 ハイジは軽量化のため、小屋でビール調達(スーパードライ・350ml ¥500) 小屋で水も調達(1ℓ¥200) 15:00 小屋前のベンチで乾杯♪(~ ~#) 程良く疲れた体にしみわたるぅ~♪♪ . おつまみはオイルサーディン、柿ピー、小松菜キムチ。 焼酎のお湯割りも飲んじゃいます♪ 下界のことはすっかり忘れ、山の話で盛り上がり至福の時であります(^^)v 夕食はアルファ米&レトルトカレー。デザートはフリーズドライのおしるこ。 19:00 消灯。(爆睡!!) 一晩中風強し。 |
5/7(土) 曇り |
6:00 起床。相変わらずテントを叩く風音。 朝のうちだけでも晴れるかもという期待は空しく・・・。 外へ出てみるがどんより曇り空。予報通り・・・。 槍の穂先も雲の中。一瞬を捉えパチリ↓(^^; 常念岳ニセピークもガスの中。横通岳方面だけは今の所見えている。 6:30 朝食(ラーメン&コーヒー) 展望を楽しめるようなら、大天井までピストンしようと思っていたが、早々に下山 することに。 7:50 テン場出発。 雪の状態が微妙なので、アイゼンを装着し出発する。 急斜面は下りは更に急に感じられるが、雪は緩んでおり思ったよりも歩きやすい。 8:10 胸突八丁下部あたりを通過。 デブリの脇を通り 8:35-45 笠原(小休止) アイゼン外す。 9:30-35 大滝ベンチ(小休止) 10:15-20 ヒエ平登山口(小休止) 10:30 一ノ沢駐車場着。 駐車場からは、青空と共に常念岳が見えた!・・・(^^; |
後 記 |
ホリデー湯ではなくて、帰路林道途中にある穂高ビューホテルで入浴&昼食。 日帰り入浴¥500のところ、ヒエ平登山指導所前にある割引券利用により¥400。 渋滞にハマらず、帰宅することができた。 |