ハイジの山歩記

 山域・山行名他  北信・岩菅山 2295m〜烏帽子岳 2230.4m    (2011/09/28)
  メンバー  ちー隊長&ハイジ
  概 略  
 二百名山である岩菅山に絡め、以北の裏岩菅山〜烏帽子岳を往復する。
 裏岩菅山(2341m)は、志賀高原の最高峰だ。

 2011年版昭文社の地図では、裏岩菅山からは破線ルートになっていたが、刈り払いもされ
 ており、特に問題箇所はなかった。

 前夜道の駅・北信州やまのうちで車泊(すぐ傍にセブンイレブンあり)


 9/28(水) 快晴
    

 一の瀬(聖平の上)P 7:15〜9:25 岩菅山 9:50〜裏岩菅山〜11:20 中岳 11:30〜
 11:55 烏帽子岳 12:20〜13:50 裏岩菅山 14:00〜16:15 一の瀬(聖平の上)P

 7:15 駐車場出発。(5〜6台駐車可・トイレ&水場なし)
 平日なためか、この時間でも他に車は停まっておらず、本日我らが1番のり。

 

 7:25 小三郎小屋跡分岐通過。

 とても緩やかな道が、アライタ沢まで続く。途中に底清水という水場あり。

 7:45 アライタ沢通過。

 
           アライタ沢の仮設橋(渡った後に撮影)

 アライタ沢を渡ってから、傾斜が増し登山道らしくなった。

 8:15−20 中間点(小休止・オレンジジュース)
 中間点からは青空の下、寺子屋峰からノッキリに続く稜線が見える。
 ゴンドラリフトを利用し、その稜線を歩くコースも良さそうだ。

 

 
             ひと際色づいていたナナカマド

                      ↓岩菅山(2295m)
 

 8:50 ノッキリ通過。これより稜線歩き♪

 

                          ↓岩菅山
 

 やがて山頂まで、見晴らしのいいガレ場の急登となる。
 周囲の山々の景色が素晴らしいので、ついつい足を止めたくなるが、山頂でゆっくり山座
 同定するのを楽しみに歩を進める。

 9:25−9:50 岩菅山(大休止・オレンジジュース) 無風&快晴&貸切!!
 山頂は広く、360°大展望であ〜る♪

 写真では小さくてお見せできないが、肉眼では、草津白根山、横手山、遥か彼方に南アルプ
 ス越しの富士山。北アルプスは、前穂から槍ヶ岳、鹿島槍や五竜、白馬など後立の山々。

 飯縄や戸隠、黒姫、妙高、火打。赤城山や上州武尊、白砂山や佐武流山、谷川等、これまで
 に登った山や、これから登ってみたい山々がズラ〜っと勢ぞろい(^^)v

 山頂から一段下がった奥には、奇麗な避難小屋がある。(別棟でトイレもあり)
 こじんまりした避難小屋の中を覗くと、ストーブに薪まで備えられていた。


    ↓鳥甲山           ↓裏岩菅山      ↓烏帽子岳
 
                 岩菅山側から望む

 岩菅山から志賀高原の最高峰、裏岩菅山へ。上画像で御覧の通り、清々しい尾根道だ。

 10:35 裏岩菅山(2341m)通過。

                         裏岩菅山山頂

 裏岩菅山からは地図上では破線になるが、果してどんな道だろう・・・。
 行く手には、これから向う中岳〜烏帽子岳の、馬の背のような稜線が美しい♪
 写真では上手く表現できていないが、この美しい稜線を絡めた景色を見るためにだけでも
 裏岩菅山まで足を延ばす価値はある!

                          ↓中岳    ↓烏帽子岳
 

 山頂直下は、少しの間滑りやすい急降下道だ。
 その後は斜度が緩み、刈り払いされた樹林帯の道が続く。

 中岳手前ピークまでの、裏岩菅山から見えたなだらか部分は、歩いてみると意外に距離
 があり、展望も得られず地味な道だった。

 視界が開け、中岳手前のピーク現る。これからが馬の背状の美しい稜線歩きなのだ♪

 
                 中岳手前のピーク

 ピークの前後は、短いながらも急な登り下り。
 中岳への取りつき部は、岩場の急登。足場はしっかりしている。(但しロープや鎖はないので
 それなりに要注意)

 

 11:20−30 中岳(小休止・オレンジジュース)

 
        中岳(2170m)山頂標識

 
               中岳より望む裏岩菅山

                          ↓烏帽子岳
 
               中岳より望む縦走路

 中岳からは、本当になだらかな道が、烏帽子岳まで続く。

 

 烏帽子岳という山名から、尖った山容をイメージしていたが、こちら側から見える姿はなだ
 らかすぎて、中岳の山頂標識がなければ、中岳が烏帽子岳と勘違いしてしまうかな(^^;
 きっと、切明側からは、それらしく見えるのだろう。

 11:55 烏帽子岳(大休止・パン) 山頂は平坦な広場状だ。山頂標識もない。

 実は、我らは一旦山頂を通りすぎて、笠法師山方面の下りにかかる所まで行ってしまった。
 地図上のコースタイムでは、中岳〜烏帽子岳間は50分となっており、時間的にはあまりに
 早い到着だし、これまでに、中岳にも手書きの標識があったので、烏帽子岳にもそれらしい
 物があるとばかり思っていたのだ。

 標識を探し先へ進むと、笠法師岳方面への大下りになってしまったので引き返し、通り過ぎ
 てきた広場へ戻り、地図を確認。三角点を確認し、山頂を知ったのだ(^^;;

     ↓山頂標識代わりの目印(赤丸囲み部)
 
        ↑三角点

 
                                ↑三角点(2230.4m)

 
             烏帽子岳より望む苗場山

              ↓佐武流山
 
                烏帽子岳より望む

 12:20 烏帽子岳出発。来た道を戻る。

 ↓岩菅山 ↓裏岩菅山         ↓中岳
 

 

 12:50 中岳通過。
                         ↓鳥甲山
 

 13:50−14:00 裏岩菅山(小休止・パン)
 本日初めて、一の瀬から登ってきた単独の男性と出合う。
 岩菅山までは団体も含め、結構な人数の方々がいらしたそうだ。

 
               縦走路より望む岩菅山

 14:35 岩菅山通過。皆下山されたようで誰も居らず。

 14:55−15:00 ノッキリ(小休止)

 15:20 中間点通過。

 15:45 アライタ沢通過。??往きにあった仮設橋はなく、新しいものに代わっていた!

 
            アライタ沢に架けられたばかりの新橋

 16:05 小三郎小屋跡分岐通過。

 16:15 一の瀬(聖平の上)P着。


後  記


 再訪の折には、切明から岩菅山へ(ワンデイ)縦走してみたい♪

 帰路、ホテル銀嶺にて入浴(¥630)&山バッチを購入(¥530)

 



山行記