ハイジの山歩記

 山域・山行名他  東北・祝瓶山 1417m    (2013/07/02)
  メンバー  ちー隊長&ハイジ
  概 略
 三百名山シリーズで、山形・長井のマッターホルンとも呼ばれている祝瓶山へ。

 祝瓶山荘から時計回りに周回する。

 山頂への急峻な尾根道に、ハイジはヒーヒーふ〜(^^;
 山頂直下では道をロストするアクシデントもあり、下山路の藪に辟易したりと、標高やコース
 タイムの割には登りごたえのある硬派なお山だ。
 山ガールには絶対お目にかかれないだろう。(コース全般・山ガールファッションに適さない)

 先を歩いていた半袖のちー隊長は、ダニ被害にも遭った(^^;

 アプローチの道は、木地山ダムから先は細く、路肩は溝もあり、ガードレール等ない神経を
 使う道だ。

 前夜・道の駅飯豊で車泊。
 

 7/2(火) 
 晴のち曇り
    

 祝瓶山荘 6:45〜桑住平〜10:15 祝瓶山 10:40〜鈴振尾根分岐〜12:00 赤鼻 12:05
 〜桑住平〜13:50 祝瓶山荘

 5:10 道の駅飯豊出発。
 6:10 祝瓶山荘P着。(山荘前に水場あり) 
 平日なためか、この時間でも先着者はおらず、本日我らが一番のり〜♪

 
       駐車場(下山時撮影) 電話BOX内に登山者ノートあり

             祝瓶山荘                    トイレ棟  

 
             祝瓶山荘前より望む祝瓶山

 6:45 祝瓶山荘出発。

 
     6:50 吊橋通過(山開き前は板が外されているので注意)

 平坦な道を行く。

 
              7:20 葉だけの水芭蕉

 7:25 桑住平分岐通過。

 

 分岐を左に入ると、水場となっているカクナラ沢の支流を渡る。

 
         渡った先にテントサイトになりそうな広場あり

 10分ほどでヌルミ沢を渡ると、本格的な登山道の始まりだ。

 出だしは緩やかな道だが、倒木が邪魔して本道が通れず、籔を迂回して進んだ所が
 一箇所あった(^^; やがて斜度が増した尾根道へ。

 
             7:50 樹間より望む祝瓶山

 8:00−10 小休止。(オレンジジュース)

 
         片側切れ落ちたザレ場を 慎重に通過する

                             ↓祝瓶山
 
             8:15 脆い露岩の急登

 近年登った山は、急登に見えても、実際歩いてみるとそれほどでもない事が多く、この
 時はまだ、急登りといわれていても大したことはないと思っていたが甘かった(^^;
 この後、山頂は見えるが、歩いても歩いても全然近づかず状態に・・・(^^;;

 
           8:20 木地山ダムが見えてきた♪

 
        8:30 彼方に残雪の朝日連峰方面が♪

 8:55−9:00 小休止。軽荷ながら、一時間足が持たず休憩(^^;

 
                 コカクナラ沢源流帯

 
    山頂へ続く尾根を見上げるも、見た目よりまだまだ遠い・・・

 
             9:20 ヒメサユリに癒される(~ ~)

 
          9:50 登ってきた来た道を振り返る

 
        9:50 山頂はもうすぐ? ゼイゼイハアハア(^^;;;

 間もなく左手に雪渓現る。が、ここでアクシデント発生!
 夏道をペンキ印に従い先行していたちー隊長が立ち止り、「道がないぞ〜??」

 正しい道は雪渓の下に隠れており、下画像・赤線のように、斜面を左へ回り込めば雪渓
 の先に夏道が出ており、ペンキ印もあったのだが、雪渓手前からは、雪渓が邪魔してペ
 ンキ印が見えず、山頂へ直上する草付の顕著な踏み跡に惑わされてしまった!

 
     10:07   正規ルートに戻り、雪渓を渡ってから撮影

 上画像×印方向の顕著な踏み跡の先は、ヌルミ沢源頭部・草付の急斜面で、当然道は
 なかったが、二人とも道迷いをするとの認識がなく、今日これまでにも道が崩れていたよ
 うな箇所もあったので、雪崩で道ごと流されてしまったのか??とも思いながら、ルートを
 探すちー隊長に少し遅れ、ハイジも草付の斜面へ・・・。

 
   見た目は歩けそうだが、脆く、草は全部谷側へ向き生えていた(^^;

 草付の急斜面は本当に急で脆く、捉まるものはひょろひょろの弱い草のみで、それまで急登
 に疲れぼ〜〜っと歩いていたハイジも、否応なく身が引き締まる!
 北鎌尾根に向う北鎌沢の草付の斜面よりも、より危険な場所だった。
 足を滑らせたら最後!! 一歩一歩イヤな汗が流れる(^^;;;

         ↓この籔沢を直登か?
 

 ちー隊長が上画像辺りまで進み、山頂へ続く?籔の涸沢を見つけたが、どうにも正規
 ルートとは思えず、ちー隊長一人なら、その籔を突破も可能だったが、ハイジはその取
 り付きまで辿りつけず、進退窮まってしまったので、元の雪渓部分に戻ることにする。

 幸い、ちー隊長が戻る途中で雪渓先のペンキ印を見つけ、正規ルートが分かったが、
 ハイジは草付を戻るのにも一苦労(^^; 
 脆い急斜面のトラバースは、下りは尚怖いのだ!!
 今までの山歩きで一番怖かった〜〜〜〜(^^;;;

 20分ほどタイムロスし、正規ルートへカムバック。ふぅ〜(^^;

 
        急な岩場を登りきると 間もなく山頂だ

 岩場を登った先、山頂へ続く道の途中に、籔の涸沢へ下降する踏み跡があった(^^;

 10:15 祝瓶山着。大休止(さくらんぼ&パン&オレンジジュース)

 
             生憎ガスで展望なしの山頂(; ;)

 10:40 山頂出発。

 
                山頂直下は急下り

 
              ヒメサユリがいっぱい(^^)♪

 
                 祝瓶山を振り返る

 10:55 鈴振尾根分岐通過。

 分岐標識は倒れており、赤鼻への道は入口が籔なので見逃さないように。

 
      赤鼻方面(縦走路)への入口は、気が滅入る籔・・・

 
           痩せ尾根は、籔を出たり入ったり(^^;

 
              11:15 祝瓶山を振り返る

 
        11:35 刈り払われた道になり ほっとする(^^#

 少し登り返して、赤鼻の分岐へ。

 12:00−05 赤鼻(小休止)

 
                 赤鼻より望む祝瓶山

 
   赤鼻から桑住平間は、ロープの架かるザレの急坂が半分ほど続く

 
       12:35 後半は斜度も緩み、清々しいブナ林歩き♪

 12:55−13:10 桑住平分岐(大休止・パン)

 13:40 吊橋通過。

 13:50 祝瓶山荘着。
 

  後  記


 翌日・摩耶山へ登るため移動。

 朝日町・りんご温泉で汗を流し、道の駅月山で車泊。



山行記