ハイジの山歩記

 山域・山行名他  北海道・石狩岳 1967m    (2014/08/03)
  メンバー  ちー隊長&ハイジ

  概 略

 北海道の山旅5日目は、二百名山である石狩岳へ。

 最短ルートのシュナイダーコースを往復する。

 前夜登山口で車泊。(トイレあり)

 ↓登山口駐車場は、林道から右手奥へ一段下がったところにある(下山後撮影)
 

 前泊者は我ら含め三組5名だった。
 

 8/3(日)快晴
    

 登山口 4:45〜8:20 石狩の肩 8:40〜9:15 石狩岳 10:00〜10:25 石狩の肩
 10:40〜13:10 登山口

 4:00 起床。
 4:20 朝食(パン&コーヒー)
 4:45 登山口出発。本日我らは2番手出発だ。

 登山口は駐車場の奥・右手階段を登る(赤矢印部)

 
 出発からすぐ、祠現る。安全を祈願し通過。

 薄暗い林の中、平坦な笹道を行く。時折背丈を越える部分もあり、笛を頻繁に吹き進む。

 5:20 丸木橋を渡り対岸へ。

 
 ちー隊長は難なく渡ったが、ハイジは少々危なっかしく通過・・・(^^;

 5:30 地図表記・水場(尾根取付き)通過。(水場標識なし)

 
 尾根取付き部手前の標識

 
 この看板の先から沢を離れ登りだす

 道は一段上がった所から90°左へ付いている。(直進しないよう注意!)

 樹林帯を淡々と行く。今のところ道は明瞭で歩きやすい。虫もおらず助かる(^^)

 
 6:07 樹間から石狩岳が見えた♪

 6:25−35 小休止・パン。

 ガイドブックには手足を使う急登だとあったが、今までの所、普通の登山道だ。

 
 6:41 昨日登ったニペソツが見えてきた♪

 
 6:47 背丈を越える笹道も通る

 
 6:58 段差の大きな木の根道が出てきた

 
 7:00 またまた樹間からニペソツが〜♪

 登るにつれ、段々傾斜が増してきた!

 
 7:20 手と足フル稼働! 「よいしょっ!」の掛け声が思わず漏れる(^^;

 
 7:25 振り返るといい眺め〜♪(^^)

 7:30 かくれんぼ岩通過。

 

 かくれんぼ岩からも急登は続く。
 鎖や梯子が無い状態では、今まで登ったどの山よりも急坂だ!

 7:35−45 小休止・パン

 時折樹間から稜線が見えるが、中々近づかない(^^;

 
 8:14 ハイマツ帯。右手のピークを越えたら稜線か?・・・

 
 8:14 左手には石狩岳♪

 8:20 ハイマツ帯を抜けると、いきなり石狩の肩着。大休止・パン

 昨日のニペソツ・前天狗に負けず劣らずの絶景だ!

 
 後方は大雪山♪\(^o^)/\(^o^)/

 
 ズームでアップ!  旭岳(左)〜黒岳(右)

 
 石狩の肩より望む、ニペソツ山(右)とウペペサンケ山(中央奥)

 
 石狩の肩より望む石狩岳

 昨日ニペソツでお会いした旭川のオジサマによると、石狩岳稜線・山頂部はクマの縄張りで、
 要注意とのこと。肩からクマが見えた場合、クマが居なくなるまで山頂へは行かない方が良い
 とのアドバイスをいただいた。
 この事は、地元のガイドさんに教わったそうだ。

 先行者はおらず、少し長めの休憩を入れ、稜線に目を凝らす。
 稜線上・中腹辺りで茶色い動物を発見!(@ @;)
 大きく笛を吹いてみた所、左手の斜面へ身を翻したのは鹿だった(^^;

 8:40 石狩の肩出発。裸地まで一旦緩く下り登り返す。

 
 裸地に咲いていたコマクサ

 エゾツツジ(左)とイワオトギリ(右)

 
 8:53 お花畑の名残が見られた

 背丈のハイマツ帯やカーブに差しかかる所などでは、笛を吹きながら行く。

 
 9:00 稜線歩きはイイ気持ち〜♪♪ 山頂までもうひと登り

 9:15-20 石狩岳(1966m) 小休止。

 

 
 沼ノ原の後方右手にトムラウシ♪ 左手には(雲がかかっているが)十勝連峰〜♪

 
 南側には石狩岳最高点のピークが見える♪

 ザックをデポし、最高点を往復する。

 9:30−35 石狩岳最高点(小休止)

 
 ちー隊長が立つ最高点。標識はなく、ケルンが目印だ(^^)

 
 最高点より望む川上岳方面。左奥がウペペサンケ山。尖りがニペソツ山

 
 最高点側より望む石狩岳右は音更山

 途中、男性とすれ違う。

 9:45−10:00 石狩岳(大休止)

 山頂には女性が一人いらした。
 お話を伺うと、先ほどすれ違った男性の奥様でした。
 私達より一時間位後発なので、とっても健脚です。

 昨日私達がニペソツでお会いした旭川のオジサマと、昨夜御夫妻が車泊された場所で
 偶然お会いして話が弾み、石狩岳に登るなら2組夫婦が登っているので明日(今日の事)
 が良いと勧められたそうだ(^^)

 
 石狩岳より望む音更山

 
 山頂より望む駐車場(赤丸印) 肉眼では、右手に糠平湖も見える♪

 昨夜登山口車泊組の神奈川の御夫婦と、単独の神戸のオジサマも到着された。
 肩までの急登の感想などお話する。
 私達の笛の音が大きく響き、心強かったと言われた(^^;

 もっとおしゃべりしたかったが先を急ぐ身・・・。
 ひと足お先に山頂を後にする。

 中腹辺りで女性2人組と往き合う。
 アイメークも映える若い彼女らは、この山に相応しくない?山ガールファッションで、
 なんと両腕剥き出しだ〜(^^; 若いって素晴らしい!?

 
 10:20 往きに気付かなかったクマの糞発見!! (^^;;

 10:25−40 石狩の肩(大休止・大福)

 
 石狩岳を見おさめる

 下りはより慎重に行く。
 急坂は、一般登山道ならロープや梯子が架けられていても良さそうな道だ。
 両手両足フル稼働〜! 

 11:05 かくれんぼ岩通過。

 
 11:06 唯一のロープ場。 見てくださ〜い! この急斜面(^^;;

 
 11:11 痩せ尾根もある(^^;

 11:35−55 急斜面をクリアし大休止。

 間もなく山頂でお会いした健脚の御夫妻も到着され、ここでも話に花が咲く(^^)
 御夫妻は埼玉・狭山の方で、7/20〜8/20 車泊しながら北海道に滞在されるそうだ。
 ウラヤマシ〜ぃ♪
 既にリタイアされているとはとても思えない! 外見も若々しく、とてもパワフルだ。

 山の話は尽きないが、先を急ぐ身・・・。
 またどこかでお会いできることを祈りつつ、ひと足お先に出発。

 12:35 水場通過。

 
 12:37 平坦な道を行く。

 12:45 徒渉点通過。(丸木橋を渡る)

 
 12:54 見るだけで痒くなりそうな笹籔(^^;

 
 12:55 こ・これは・・・。 クマの爪跡(^^;;

 マル「ヒ??」 何の印???・・・。

 13:10 登山口着。

 
 登山口側から見た駐車場
 

   後  記


 道の駅・しほろで入湯後、明日登る芦別岳登山口・太陽の里へ移動する。

 移動はしたが、翌朝見た天気予報が悪かったため登山中止し観光へ。※関連記事



山行記