ハイジの山歩記

 山域・山行名他  越後・八海山 1778m   (2010/10/02)
  メンバー  ちー隊長&ハイジ
  概 略  
 二百名山でもある八海山は、ちー隊長は4回目、ハイジは初めてのお山であ〜る。

 前夜塩沢石打SAで車泊。二合目登山口P〜屏風道〜八ツ峰〜入道岳(丸ヶ岳)〜新開道〜
 二合目登山口Pの周回山行。八海山フルコースを歩く。

 屏風道は、急峻な岩稜に34本の鎖があるとガイド本にあったが、登り下り共経験済みの
 ちー隊長から、表妙義縦走の鎖場より易しいと聞いていたハイジはワクワク♪ 
 屏風道コースは、現在上り専用となっている。


  10/2(土) 晴
    

 二合目登山口P 7:05〜屏風道〜10:35 千本檜小屋 10:50〜八ツ峰〜12:10 入道岳
 12:55〜新開道〜15:40 二合目登山口P

 7:05 二合目P出発(トイレ&水場なし)
 
         二合目駐車場                         二合目登山口

 登山口から緩やかに下り、屏風沢を渡る。

 
                  立派な篭渡し

 7:55−8:00 清滝(四合目) 小休止。

 
             四合目避難小屋と水場の沢

 四合目標識を過ぎてからは、急登&鎖場の始まり。
 鎖場は、手掛かり足がかりとなる岩があり、鎖を頼らずとも大丈夫だ。
 三点確保の練習にもなるので、鎖を使わずに行く。

 登りつくと小平坦地で、展望が開け五合目だ。息を整えるのに丁度良い(^^;
 8:20−25 五合目 小休止(オレンジジュース)

 
                下界には雲海が広がる

 高度感抜群! 鎖場続くダイナミックなルートを登る。右手には巻機の稜線も見える。
 鎖を使わず、前足後足??(^^)フル稼働〜〜♪

 8:55−9:05 小平坦地は(多分)六合目。 小休止(オレンジジュース)
 これから向う鎖場が見える。八ツ峰も見えてきた。\(^o^)/
 今までの鎖場は直下からしか見れず、登ることに集中していたので気にもしなかったが、
 離れた所から見る鎖場は、垂直についているように見える。
 う・わ〜〜っ! あそこを登るんだぁ〜〜(^^;
 気持ちを引き締め出発!

 
              赤線部は垂直に見える鎖場

 垂直に見えた鎖場は、取り付いてみると何ということはなく、傾斜や手掛かり足がかりも
 今までと特に変わらずであった。

 
    六合目で垂直に見えた上部鎖場

 9:25 行く道を少し逸れ、八海山大神がお祭りされている所で展望を楽しみ七合目通過。

 
                七合目より望む八ツ峰

 
               横へつり注意の鎖場

 大きな岩の積み上がる涸れ沢状の道を詰めて行く。段差が大きく歩き辛い(^^;
 道は途中から右に付き鎖場となるが、この部分は今までの鎖場と違い、足場となる岩が丸
 まって滑りやすいので、鎖を使いより慎重に通過する。

 
   ここ一箇所だけ、鎖を補助的に使った

 10:00−10 八合目(小休止・パン)

 
             八合目より見上げる八ツ峰方面

 最初の鎖場から一応鎖の数を数えていたが、数連の箇所もあり、どのようにカウントして
 いいのか判らなくなってしまった(^^; これまでに34本は超えてしまったし・・・(^^;
 ちー隊長と数合わせしても一致しなかった(^^;;。 

 
         屏風道最後の鎖場

 最後の鎖場を抜けると、ぐっと傾斜も緩やかになり、普通の登山道となった。

                        ↓千本檜小屋(わかるかなぁ〜)
 

 10:35−50 九合目 千本檜小屋(大休止・オレンジジュース)
 ロープウェイからの道と合わさることもあり、大勢の人で賑わっている。
 目の前には、越後駒が大きい♪
 八海山のバッチを買おうと小屋に立ち寄るが、生憎売っていなかった(^^;
 

 
            九合目・小屋より望む越後駒ヶ岳

 
              九合目にある八ツ峰案内図

 上案内図の通り、山頂へは、大小の鎖場を超え稜線を辿るコースと、基部を通る迂回コース
 がある。我らは稜線コースへ(^^)

 10:55 地蔵岳通過。

 
                   地蔵岳山頂

 谷を挟み左手に、越後駒から中ノ岳の稜線を望み、右手には、今しがた登ってきたばかりの、
 こちらへ突きあげるように続く屏風道の尾根が見え爽快♪

 11:00 不動岳通過。

 
           不動岳より見下ろす屏風道方面

 七曜岳、白河岳のピークは不明。
 11:15 (多分)釈迦岳通過。

 鎖場の通過も、屏風道のものを思えば短くて、下りもあるので面白い。
 手掛かり足がかりもしっかりあるので、下りの一部を除いて殆ど鎖を使わずに行く。
 ここから先大日岳までは、更にヤセ尾根となりスリル満点!
 なので??、鎖場渋滞も発生してきた。

 
             釈迦岳?直下の鎖場を見下ろす

 ハイジは下りも三点確保でモソモソ降りていたが、ちー隊長は、鎖を使い懸垂の要領で
 降りた方が速いし楽だと言っていた(^^; 

 

                ↓入道岳       ↓摩利支岳
 

 
               来た道を振り返る

 11:28 摩利支岳通過。 剣ヶ峰はわからず(^^;

 ↓中ノ岳             ↓入道岳    ↓大日岳
 
                摩利支岳より望む

 大日岳直下の鎖場渋滞で、10分程待機。
                              ↓荒沢岳の先っぽ(^^)見えるかなぁ〜?
 

 大日岳直下の梯子&鎖場は、短いものの八ツ峰中一番垂直に近い。
 10分程待つ間に、大日岳から降りてくる人からの落石が結構あるので、梯子場直下で
 待たず、また、待つ間も十分注意を要する。

 11:45 混雑する大日岳通過。

    高度感満点!大日岳直下の鎖場

 
    大日岳から入道岳方面へ降りる鎖場は、八ツ峰中一番長い

 鎖場を降り、迂回路へ合流。下画像五龍岳方面(入道岳方面)への道には、登山道が
 一部崩落しているため、通行禁止のロープが張られていたが、その箇所を確認すべく
 歩を進めた所、道は乾いているし、斜面の笹を掴んだり足場を確認しながら慎重に進め
 ば大丈夫そうだったので、自己責任で通過する。


                  ↓赤点線部が崩落箇所
 
              新開道への帰路、直下から撮影

 崩落箇所は、岩の基部を巻く部分であり、そこを超えると、入道岳と新開道の分岐へ出る。

                           ↓大日岳
 
               ↑画像岩の基部を巻き分岐へ

                ↓中ノ岳(2085m)            ↓入道岳(1778m)
 
                新開道分岐より望む

 賑わっている大日岳とは大違い。人の少なくなった道を緩やかに登る。

 12:10 入道岳着。(大休止・カップラーメン)

 
          入道岳(丸ヶ岳)山頂より望む中ノ岳

 中ノ岳への縦走路が良く見える。でもなぜか写真を撮っていなかった・・・(^^;
 いつの日かきっと歩こうと思う。
 最近の山行では、山頂でお湯を沸かすこともなく、長く留まることもなかったが、今日は
 の〜んびり♪ コーヒーも飲んじゃいます(^^)

                     ↓荒沢岳(1969m)
 
                  入道岳より望む

 12:55 入道岳出発。
 本日の核心部も無事終え、後はひたすら下るだけ♪と、この時は思っていた。

 
               入道岳より望む大日岳

 新開道への分岐を下るとすぐに、崩落箇所を見上げる所へ出た。
 視線の先には、今正に自己責任で通過しようとしている人がいた。

 ガイドブックによるところの5連の梯子を下る。
 結構下っても下っても梯子という感じだ(^^;
 13:25 新開道下分岐(八ツ峰迂回路)通過。

 新開道も、上部には鎖場や梯子場がある。迂回路からすぐ、山腹を巻くように付けられ
 た鎖場は、道が斜めになっていて足元が滑りやすく要注意だ!!
 その後もやや急で、ジメジメして滑りやすく、歩きにくい道が続く・・・。
 楽しかった屏風道とは大違いだぁ〜(^^;;

 
              人心地つき振り返る(^^)

 
             新開道稜線より望む八ツ峰

 14:10−15 カッパ倉。(小休止&ポカリ)

 
           新開道・七合目標識のあるカッパ倉

 14:45−55 稲荷清水。(小休止) 靴底が減っているためか?、足裏が結構疲れる(^^;
 少し離れた水場を確認しに行く。水量豊富。

 
              新開道・四合目 稲荷清水

 15:40 二合目P着。駐車場に帰り着いた時は、もう歩かずに済み嬉しい♪と思った
 ハイジであ〜る(^^;;;


    後  記


 帰路、山バッチを買いに八海山ロープウェイ駅へ。(¥500−)

 

 さくり温泉健康館で汗を流し帰宅。



山行記