山域・山行名他 | 飯豊連峰 杁差岳(えぶりさしだけ) 1636m (2014/6/26~27) | ||||||||||||||||||||||||||
メンバー | ちー隊長&ハイジ | ||||||||||||||||||||||||||
概 略 | 飯豊山地の北端に位置し二百名山でもある杁差岳へ、最短コースの足の松尾根から 頂上直下に建つ避難小屋泊で往復する。 昨年6月上旬アプローチ道リサーチ不足により登れなかったリベンジであ~る。 前夜登山口Pで車泊。 奥胎内ヒュッテ~足の松尾根登山口間の乗合タクシーは、この時点では運行されておら ず、往復共奥胎内ヒュッテからしっかり歩く(^^; 中条IC下車後コンビニあり。 ※現地関連情報:奥胎内ヒュッテ |
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6/26(木)晴れ |
奥胎内ヒュッテ 5:15~6:05 足の松尾根登山口~10:20 大石山分岐 10:45~鉾立峰~ 12:15 杁差岳避難小屋(泊) ※小屋~山頂間(登り3分下り2分)
4:30 起床。 4:45 朝食(おにぎり) 出発準備をしている間に、今朝到着した日帰り・単独のオジサマが出発されて行った。 5:15 奥胎内ヒュッテ出発。 ![]() 登山口・尾根取付まで、緩やかに登る林道を3.3km歩く 5:45 広い舗装路から砂利道へ変わる。 6:05 足の松尾根登山口(470m)通過。 今年初めての泊り装備(重荷)で、どれほど疲れるかと思っていたが、緩やかな林道がウォ ーミングアップに丁度良かったようで、休まずそのまま通過する。
![]() 始めは平坦なブナ林で拍子抜けだったが・・・ 数分で御用平の標柱を過ぎると、急登が始まる。 ![]() 見た目よりは歩きやすい 姫子の峰まで一本調子の登りだ。 ![]() 6:52 ロープの張られた岩場通過 7:00-10 姫子の峰(780m) 小休止・オレンジジュース。 ![]() 姫子の峰より主稜線を望む ![]() 7:23 木の根の多い足の松尾根 ![]() 7:25 樹林の中、時折視界が開ける 痩せ尾根と岩場の急登が続く。 滝見場標柱を過ぎすぐ、一段上がると英三ノ峰だ。 7:55-8:05 英三ノ峰(940m) 小休止・パン。 8:35 ヒドノ峰(1080m)通過。 ![]() 8:40-50 水場分岐(1040m) 小休止・パン
9:20-25 イチジ峰(1265m) 小休止。 ![]() イチジ峰より望む大石山 灌木帯の尾根歩き。日向は暑さが堪える(^^; ![]() 9:55 ヒメサユリがいっぱい(^^)♪ ![]() 9:55 左手には雪渓の向うに鉾立峰が見えてきた♪ ![]() 10:10 振り返ると二王子岳も♪ 10:15 西ノ峰(1525m)通過。 ![]() 西ノ峰より望む頼母木山(中央)と地神山(右) 10:20 大石山分岐(1562m) 大休止・パン ![]() ↓頼母木山 ↓地神山 ![]() 大石山分岐より望む(赤丸部・頼母木小屋) 10:45 大石山分岐出発。 鉾立峰へは一旦下り登り返す。 ↓鉾岳山 ↓杁差岳 ![]() ![]() 昨年登った二王子岳 稜線は花暦は端境期。ハクサンイチゲの時期は終わり、かろうじて一株見ることができた。 ニッコウキスゲは早咲きの一輪だけ。 点在しているハクサンチドリ(色も様々)や、アカモノが旬だった。 ※花写真集(各画像クリックで拡大)
11:10 今朝日帰りで出発されたオジサマとすれ違う。 ![]() 11:15 鉾立峰へ登り返す。赤丸部は杁差岳避難小屋 11:35-45 鉾立峰(1573m) 小休止・オレンジジュース。※山頂標識なし ![]() 鉾立峰より望む杁差岳 鉾立峰からも一旦下り、緩やかに登り返す(^^; ![]() 飯豊第一の開拓者 藤島玄のレりーフ(奥は二王子岳) ![]() 小屋が近くなってきた♪ 12:15 杁差岳避難小屋着(泊) ※山頂・登り3分、下り2分 ![]() 山頂直下に建つ杁差岳避難小屋(左はトイレ棟) 平日なためか、時間が早いせいか、今の所我らの貸切。 二階にスペースを確保し、荷を解く。 ちー隊長が早速水場の偵察に向った所、小屋の裏手(東側)水場の標識を少し下り、 雪渓上で雪を融かして水作りすることに。 小屋に備えてあったスコップを利用させてもらい、硬めに締まった雪を掘り鍋に投入。 呼び水を注ぎ火にかけ、小一時間かけて4Lの水を得た。 ※カメラを携行せず写真なし。・・・残念!(^^;; 小屋のバケツもお借りし、雪を詰めエビスを冷やすのも忘れません(^^)v 13:45 水作りを終え、乾杯の前に一応山頂へ(^^) ↓大石山 ↓鉾立峰 ![]() 杁差岳山頂 山頂から東・飯豊本山方面は、山頂部は雲に覆われ既に見えなかった(^^; ![]() 山頂より望む権内尾根方面 ![]() 山頂より望む新潟方面 小屋から大熊尾根方面への道は籔となっていた。 ↓杁差岳
![]() 14:30 小屋前ベンチで乾杯!! う~~ん♪ 身体中に浸みわたる~ぅ(~ ~) 16:30 夕食(ラーメン)
食後、小屋のノートに記入する。 昨年の青空山岳会・よっちゃん&ひーちゃんのページもしっかりチェック♪(^^) ※御夫妻のその時の山行記はこちらをクリック 19:00 消灯。(誰も来ず貸切となる) ひと寝入り後、深夜星空観察のため外へ。無風快晴\(^o^)/\(^o^)/ 満天の星! 肉眼で天の川♪ 新月でラッキー(^^)v 新潟の夜景も綺麗だった♪ |
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6/27(金)晴れ |
杁差岳避難小屋 5:40~6:50 大石山分岐 6:55~9:45 足の松尾根登山口 9:55~ 10:35 奥胎内ヒュッテ 4:15 起床。タイミング悪く寝過ごし、御来光に間に合わず(^^;; 急いで身支度し、山頂へ向う。 4:20―30 杁差岳 ![]() ![]() 東側は見事な雲海となっていた ![]() 山頂より望む主稜線と飯豊本山(左奥) ![]() 杁差岳避難小屋と鉾立峰(左)、二王子岳(右奥) 4:55 朝食(パン&コーヒー) 5:40 避難小屋出発。 ![]() 5:50 鉾立峰(右)と地神山(左) 6:05 鉾立峰通過。 ↓大石山 ![]() 6:50-55 大石山分岐(小休止) ![]() 7:00 西ノ峰通過。 ![]() 7:25 イチジ峰通過。 7:45-55 水場分岐(小休止・パン) 8:00 ヒドノ峰通過。 8:20 英三ノ峰通過。 ![]() 8:25 痩せ尾根の急斜面 ![]() 8:35 岩場はより慎重に通過 8:55-9:05 姫子ノ峰(小休止・パン) 9:45-55 足の松尾根登山口(小休止・パン) 10:15 砂利道から広い舗装路へ。 ![]() 往きに比べ帰路・林道歩きは長~~く感じる(^^; 10:35 奥胎内ヒュッテ着。
奥胎内ヒュッテは日帰り入浴もできる。(¥600- 11:00~) ヒュッテで汗を流し帰路に就く。 |
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後 記 |
イチゲの時期ではなかったが、梅雨の晴れ間を捉えての山行&貸切の小屋、山中数名の 人としか出会わず、静かな山歩きが楽しめた。その数名の方々(其々単独)は、頼母木小屋 泊だった。 久しぶりに山頂で朝夕を過ごし、あ~~やっぱり泊りはいいな~と思った(^^) |