山域・山行名他	伊豆・天城山縦走　万三郎岳1405.6ｍ〜万二郎岳1300ｍ　（2006/01/30）
メンバー	Ｔ氏、Ｓ氏、ちー隊長、ハイジ
概　略	湯ヶ島の民宿で前泊し、天城山縦走とする。 　　計画段階では八丁池口からを予定していたが、道路事情によりタクシーが入れず、 　　宿のご主人のアドバイスで、タクシーの入れる水生地からのコースに変更する。 　　 　　宿にチェックイン前に、道の駅：天城越えにて、天城山バッチを購入（＾＾）ｖ
1/30（月） 　曇後晴	水生地　7：50〜8：10　行幸登山口　8：20〜9：40　八丁池　9：50〜10：30白田峠〜 　　10：50　戸塚峠　11：05〜11：35　へびブナ　11：40〜11：45　小岳〜片瀬峠〜12：15 　　万三郎岳　12：35〜13：45　万二郎岳　13：50〜14：45　天城高原ゴルフ場着 　　7：50　水生地のゲートをくぐり車道を歩き出す。 　　8：10　本来の登山道が崩落のため改修中で、5分ほど余計に車道を歩き行幸 　　登山口着。スパッツを着け身支度を整え、8：20出発。 　　 　　お天気予報では、北からの前線が南下し、南からの風が前線に向けて吹き込むた 　　め３月上旬並の気温になるとのことで、融雪が進むことが予想された。 　　里は晴れているのに、天城山稜は灰色の雲に覆われている。 　　ヒメシャラとブナ林の緩やかな登山道を行く。↓穏やかな景色とはうらはらに、上空 　　ではぼーうぼーうと、猛々しく風の唸り声が響く。 　　 　　一度車道を横切り、アセビ林が現れ始めると展望台や八丁池口方面からの分岐 　　となり、八丁池が見えてきた。 　　9：40　八丁池着。 　　全面氷結した池と雪景色を楽しみにしていたのだが、↓ご覧のとおり・・・（＾＾； 　　 　　9：50　東屋のある休憩所を後に、以前にも歩いたことのある天城山縦走路へ。 　　積雪１５ｃｍ位の、踏跡のある緩やかな登山道を行く。 　　10：30　白田峠を通過。薄暗い樹林帯の中を進む。 　　戸塚峠に近づくにつれて、樹間越しに相模湾が見えたりする（＾＾）♪ 　　10：50　戸塚峠着。これより先はアップダウンのある山道らしくなるので、行動食 　　でお腹を満たす。明るくなってきた頭上を見上げると、灰色の雲がとれ、青空も 　　見えてきた（＾＾） 　　 　　11：05　戸塚峠出発。 　　前夜お世話になった民宿のご主人から教わった、本山行の予期せぬメインテーマ 　　となる【へびブナ】との出会いを楽しみに歩を進める。 　　小岳へ３００ｍの標識が現れた所から１００ｍ程進み、登山道左側に目印となる 　　黄/青の札がある。そこから２０ｍほど入ったところにそれはあった。 　　各山中で変形したブナや他の木々たちを多数みたことはあったけれど、これほど 　　奇妙に曲がり佇むものを見たことはなかった。 　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　通称：へびブナ 　　 　　　　　　　　　　　まさしくへびのように曲がりくねったブナの幹 　　 　　　　　　　　　　　　　このアングルだと鹿のようにも見える 　　その背に跨り、この天城の山中を駆け巡れたら・・・なんて想像してしまった（＾＾）♪ 　　雪が降っていて、ハイジと【へびブナ】さんだけだったら、そんな妄想も叶うような 　　気がした・・・。 　　瑞々しい若葉をつけた新緑の頃はどんなであろうか・・・と思いながら、いくつかの 　　アングルでその姿をカメラに収め、本道に戻る。 　　11：45　小岳（1360ｍ）通過。 　　片瀬峠へ向けて下る途中、残雪に黒い木肌＆斑模様のブナ林が美しい。 　　 　　11：55　片瀬峠を通過。 　　12：15　万三郎岳（1406ｍ）着。 　　相変わらず風は強いが、山頂は晴天な〜り♪ 　　月曜日ではあるが百名山だし、ゴルフ場からのピストン者がいるのではないかと 　　思っていたのだが、晴天続きの週末に集中したのか、私達の貸切であ〜〜る。 　　 　　大休止とし、コーヒーを飲みながらパンを食べる。 　　富士山は生憎雲の中で、見ることができなかった。 　　12：35　山頂出発。 　　 　　　　　　　　　　　　　　　天城山名物？アセビのトンネル 　　　　　　　　　　　　　　　　　↓万三郎岳　　　　↓馬の背 　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓万二郎岳（1300ｍ） 　　 　　13：45　万二郎岳着。やはり山頂貸切。 　　今までの登山道の様子から１時間ほどで下山できそうなので、ゴルフ場までタクシ 　　ーを呼ぶ。（降雪後は道路状況により、ゴルフ場まで呼べない場合もあるので、 　　事前にタクシー会社へ要確認） 　　 　　13：50　山頂出発。ひたすら下る。 　　14：45　天城高原ゴルフ場着。　14：50に待ち合わせをしたタクシーも、ほぼ同時 　　に到着（＾＾） 　　心配していた登山道の状況も、連日の晴天と本日の高温で融雪が進み、持参し 　　た６本爪軽アイゼンも着けることなく下山した。 　　八丁池で犬連れのハイカーと出会った以外、誰にも会わなかった静かな山歩き 　　となった。 　　トイレのある大駐車場へ移動し、帰路に着く身支度を整える。 　　立派なトイレなのだが、凍結のため１２月〜３月は使用禁止である（＾＾； 　　仕方がないので、ハイジは伊東駅までもうひと頑張り？我慢する（＾＾；； 　　15：00　タクシー出発。 　　15：40　伊東駅着。（タクシー代￥7,390）
後　　記	利用した宿は　湯ヶ島・温泉民宿【しきや】さん 　　自然観察指導員もされているご主人に、とても親切にしていただいた（＾＾） 　　お料理も美味しく、お掃除の行き届いた清潔なお宿でした。 　　【うわばみ隊】が、他のメンバーよりチェックインが遅れた理由が【天城山バッチ】 　　を買いに行ったためだと知ると、かわいらしい八丁池バッチをくださった♪ 　　 　　手元に２ヶしかないもののうちの１つをいただき恐縮です。 　　ありがとうございました。

山行記