ハイジの山歩記

  山域・山行名他  東北・秋田駒ヶ岳1637m&姫神山1124m      (2006/9/30〜10/01)
  メンバー  ちー隊長・ハイジ
  概 略  
 紅葉を目当てに東北へ。ハイジは初登りの秋田駒&姫神山である。
 姫神山は、日程上秋田駒から行きやすい二百名山&二人とも未踏ということで選ぶ。

 秋田駒へは新幹線を利用し田沢湖駅下車、駒ヶ岳八合目行バス利用。
 姫神山へは田沢湖駅から盛岡駅へ移動し、駅よりレンタカーで一本杉キャンプ場へ。
  
 
  9/30(土) 晴
 
 八合目P 11:15〜12:15 秋田駒(男女岳)山頂 12:25〜横岳〜13:20 八合目P

 田沢湖駅10:05発のバスに乗り、約一時間で駒ヶ岳八合目着。
 事前の情報では、例年だと紅葉の見頃にあたる時期なのだが、今年は残暑が続いた
 ことで、紅葉の進みが遅れているとのことだった。

 山麓車窓からは、駒ヶ岳一帯は雲がかかっており、雲間から時折のぞく山腹も色づい
 ているようには見えずちょっと残念・・・。

 それでも八合目Pに近づくにつれて、雲が切れ晴れてきた。
 そして木々の色づきが目立ち始めた頃、八合目P着。
 立派な避難小屋とトイレ棟、水場、靴洗い場がある。

 11:15 身支度を整え出発。
 緩やかな道を行く。
 登山道沿いの木々の葉は、近くで見ると痛んでいる。
 先日の台風の影響だろうか。瑞々しさがなく色合いもいまひとつである。

 
    ↑登山道(先行者が見えるかな?)

 
                 旧硫黄鉱山跡を望む

 ↓笹森山(1414m)       ↓湯森山(1472m)
 
               八合目小屋を望む

 遠景は望めないが、眼下にはバスで来た道が見える↓
 

 11:35 片倉展望台通過。ガスが湧き上がり展望は得られず(; ;)
 道はさらに緩やかに続く。
 時折ガスが切れると  わ〜い♪ さすが秋田駒!!
 
        いまひとつの色合いといってもご覧のとおり(^^)v

 アルプス以来一ヶ月ぶりの山歩きであるが、やっぱり日本の山もいいよね〜♪と
 ちー隊長と言い合いながら行く。
 やがて木道が現れ、視線の先には阿弥陀池と避難小屋が見えてきた。

 

 12:00 阿弥陀池避難小屋通過。
 ちょうどお昼だったので、池の傍ベンチや小屋の周りはハイカーで大賑わい。

 

 

 避難小屋から秋田駒ヶ岳最高峰の男女岳へは直登の道がついていた。

 12:15 山頂着。遠景は霞み見えない。行動食のパンを食べる。
 

 12:25 山頂出発。
 来た道を避難小屋へ向けて戻る。
 視界には、これから向かう横岳〜焼森の稜線がいい眺め♪
 
     ↓焼森(1551m)                      ↓横岳 ↓避難小屋
 
                男女岳山頂より望む

 12:35 避難小屋を通過し横岳へ登り返す。
 稜線へ登りつくと、またまたいい景色が待っていた(^^)♪

               ↓田沢湖
 

                  ↓ケーキのように見える??(^^)
 

 12:45 横岳通過。
 
         横岳より望む阿弥陀池&避難小屋&男女岳

 彩られた緩やかな稜線を下る。

 
            乳頭山方面への縦走路を望む

 振り返ると紅葉と、光を反射した笹原の斜面が美しい。
                                          ↓横岳
 

 
        くどいようだが(^^)阿弥陀池&避難小屋&男女岳

 12:55 焼森通過。ど〜〜んと見えるはずの岩手山は雲の中。
 

 ここから乳頭山方面への縦走路を右に分け、八合目登山口へ下る。

                                ↓八合目P

 

 ここまでの緩やかな道に慣れてしまった足に、ちょっとだけ気合を入れどんどん下る。
 
          ↓笹森山1414m                      ↓湯森山1472m
 

 13:20 八合目P着。
 短い時間ながら、日本の山ならではの和み系の良いコースであった。
 再訪の折にはぜひ、乳頭山方面へ縦走したい。
  
 
  10/1(日) 晴  

 一本杉登山口P 8:30〜9:40 姫神山山頂 9:50〜こわ坂コース〜11:00 登山口P

 本日も楽々ハイキング。それをいいことに前夜は貸切のキャンプ場で酒盛りに興じて
 しまったので、7:00起床(^^;
 テントの外は一面の朝靄に包まれていた。

 

 前夜暗くなって(18:15)到着したせいもあり、今朝改めて周辺の様子を伺いがてら
 の軽い散策。
 
                キャンプ場の炊事棟

 キャンプ場は、上側(登山口)第二駐車場と下側の第一駐車場の間に位置しており
 炊事棟がなければ、暗かったせいもあるが判りにくい。(通年無料か?)

 パンとコーヒーの朝食をとりテントを撤収&不要な物をレンタカーに置いてゆく。
 二百名山でもある姫神山だが、広い駐車場は車もまばらである。

 8:30 登山口出発。
                                 ↓きれいなトイレ棟
 

 

 8:40 小さな看板に導かれ、登山道を右脇に少し入ったところに立ち寄る。
 そこには登山口の名前にも冠されている一本杉があった。

 
                 一本杉を見上げる

 地図上には一本杉清水という水場の表記もあるが、細い流れの所には飲料水には
 適さないの表示があった(^^;
 本道に戻り、やや急登の道を行く。

 8:50 五合目通過。
 先ほどから地元中学生の団体さんの元気組数人と、抜きつ抜かれつ進む。
 駐車場にあったバスに貼ってあった紙によると、吹奏楽部の行事のようだ。
 スニーカーにジャージの装備&裾はをドロドロ状態であるが、若さがはじけ元気いっ
 ぱい(^^)。ターボで登りゼイゼイし、ターボで登りゼイゼイしを繰り返している(^^)。

 9割方の生徒は、弱音を吐きながらのだらだら歩き。
 ハイジも元をたどれば間違いなく、その頃は弱音組だっただろう(^^;

 9:10 八合目通過。
 ターボ&ゼイゼイ組が、小休止を繰り返しているのに対し、オバ&オジ組の我らは
 いつものように淡々と進む。
 彼らからすると、我らは保護者世代だものね〜(^^;

 程なくまたターボ組に抜かれ、その後から大汗かきかき引率のリーダーらしき先生が
 『うるさくてすみません〜』といいながら登って行った。先生も大変だぁ〜。

 山頂直下とおぼしき手前で、小さな看板現る。
 左:土コース、右:岩コースとあるので、岩コースを行く。
 先行していたターボ組生徒数名が、岩岩コースの中で立ち往生している。
 引率の先生は土コースへ行かれたようで姿が見えない。
 どうやらルートが見つけられずにいるようだ。

 ハイジ:『おじさん(ちー隊長)の後について行ったらいいよ〜♪』と声をかける。
 男女交えた数名の生徒は素直に従い、ワイワイしながら連なっていった(^^)

 9:40 姫神山頂(1124m)着。 

 

 岩手山と早池峰に挟まれた独立峰でもあるので、本来ならば見晴らしはいいはずで
 あるが、本日は気温も高く生憎遠景は望めない。
 
             城内コース方面の麓を望む

 9:50 山頂出発。来た道を戻らず、周回できるこわ坂コースを下る。
 こわ坂というネーミングが何に由来するものかわからないが、歩いてみると特に
 頂上直下は段差の大きい鬼下りの道であった(^^;(※ルートは明瞭)
 山頂にいた多くの人が、このルートを選ばなかったと思われる。

 傾斜が緩んだあたりからは山の幸、両脇キノコの道を行く。

 
          おいしそーだけど食べられるのかなぁ〜?(^^)

 10:35 林道出合通過。
 アスファルトの道を行く。途中山栗が落ちていたので手のひら分拾う。
 駐車場へ着くまでに1つ、ちー隊長がきれいに剥いてくれて、二人で半分ずつ味わう。
 ほんのり甘くていい歯ざわりで美味しかった♪(ありがとう ちー隊長〜)

 11:00 駐車場着。温泉により帰路に着く。
 盛岡へ向かう車窓から、美しく裾野をひく姫神山が見えた(^^)v
    
後 記  
 ユートランド姫神(@500-、リンスインシャンプー&ドライヤー有り)

 以前八幡平を訪れた折、駅内みやげ物店の人に教わり行った【おいしい冷麺屋さん】
 へ寄る。
 盛岡駅東口ロータリー向い側、 焼肉と冷麺 【盛楼閣】
 焼肉は炭火焼ではなく、昔ながらのタイプであるが、お肉も安くて美味しかった(^^)v
 もちろん、冷麺(¥900−)のみのオーダーでも良しです。


山行記