ハイジの山歩記

 山域・山行名他  上信越・会津朝日岳 1624m     (2009/06/14)
 メンバー  ちー隊長&ハイジ
 
 概 略
 
 山開き式典後にプレゼントされる山バッチを目当てに、200名山でもある会津朝日岳へ。
 二人とも初めてのお山であ〜る。

 前夜、只見駅手前の立派な水洗公衆トイレのある只見町役場駐車場で車泊。
 只見駅周辺にコンビニはなし。夜間到着の場合、コンビニでの買い物は小出IC周辺で
 済ませよう。

 

 当日、登山口であるいわなの里へ車で移動。(約30分)
 山開きの日は、只見駅から無料往復シャトルバスも運行される。(駅にも駐車可なのだ)
 また、いわなの里駐車場も臨時に開放される。
 
 只見町方面から国道289号を右折するところは、会津朝日岳登山口案内標識があるが
 見落とさないよう要注意。


 6/14(日) 曇
    

 いわなの里 6:55〜10:10 会津朝日岳 10:10〜12:50 いわなの里

 6:00 いわなの里臨時駐車場着。すでに多くの車が停まっており、係の方に誘導され指定場所に駐車。
 開山祭受付テントで、登山者名簿に記帳する。
 駐車場の車のナンバーや名簿の住所をざっと見たところ、福島県内者が大部分を占め、新潟がチラホ
 ラ、 栃木が若干。車での来場者は埼玉からの我らが最遠か・・・。

 登山道渋滞を避けるため、すぐにでも出発したいところであるが、目当ての山バッチは、式典終了後に
 配られるとのことで、6:30に始まる開山祭に参加する。
 

 6:55 式典を終え一斉に登山開始。係の方に山バッチをいただき出発(^^)v
 
   登山口手前に設置された簡易トイレ           登山口はいわなの里の奥にある

 本来の登山口駐車場は、いわなの里を奥へ進んだところにある。駐車スペースの広場があるだけで、
 トイレや水場なし。地図には二ヶ所30台可となっている。
 夜中に到着した場合、真っ暗でダート道なので怖そう(^^;
 本日は開山日なので、当然駐車場は満車である。式典に参加せず出発した人もいるだろう。
 緩やかな道を、ぞろぞろ連なり歩く。

 30〜40分ほどで一組、二組と、休憩のため列から離れていくが、相変わらず一列に連なり歩きである。
 少し斜度が増してくると、水場が近い。

 7:50 三吉ミチギの水場通過。多くの人がここで休憩をとる。我らは渋滞から脱すべく、そのまま先へ。

 
                                 ↑三吉ミチギの水場

 水場から先は更に斜度が増すが、ジグザグに付けられた道は歩きやすく、先週の有明山とは大違い。
 
 8:05−10 小休止。(オレンジジュース)

 8:55 叶の高手通過。 

 
                叶の高手

 せっかく登ったのに、ここから避難小屋まで下るのだ〜(^^;
 バラけたものの、前後に大勢の登山者がいるので、大クロベと呼ばれる大木の写真や、お花
 の写真は帰路に撮ることにして進む。
 雪渓を横切った先に小屋現る。

 9:20−30 熊の平避難小屋着。小休止(パン&オレンジジュース)
 
        熊の平避難小屋                         小屋内部

 小屋から山頂まであとひと登り。地図には50分とある。
 急坂の道、両脇はツバメオモトが最盛期だ!ハイジは初めて本物を見て感激♪

 
                ツバメオモト(帰路撮影)
 

ツマトリソウ

マイヅルソウ
 ショウジョウバカマ

 樹林帯を抜け尾根に出るが、ガスガスで展望なし。
 やがて急斜面に雪渓現れ、山頂へ向かう先行者の渋滞の列である(^^;
 只見町関係者の方が、なんと鍬でステップをつけてくださっている。

 雪道に難儀している方を抜き先へ行きたいが、キックステップを試みたところ、雪面が硬く、アイゼン
 &ピッケルを持たずにきたので、列に従うしかない(^^;;
 お天気予報は晴れだったので、雪が緩みツボ足でも問題ないと思っていたのだ・・・。

 雪渓を抜けると滑りやすい岩道&泥道のミックス急登。ここも通過に難儀する登山者の列。
 登りきった斜面に、カタクリが群生していた。

 

 山頂まで渋滞にハマったまま、岩道を行く。
 10:10 会津朝日岳・山頂着。狭い山頂は満員だぁ〜!帰路登山道渋滞を避けるため
 山頂標識写真だけ撮り即下山する。相変わらず一面ガスで何も見えないのだ(; ;)

          山頂標識

 帰路、岩と泥ミックスの急斜面にはロープがつけられていた。
 続々と登ってくる方の列で待ち、なかなか下れない(^^;
 雪渓を通過し、やっと渋滞から解放される。お花の写真を撮りながらゆっくり下る。

 10:45 熊の平避難小屋通過。

 
            ちー隊長も初見のイワウチワ♪
 
                       ヒノキ科の大木・大クロベ

 11:15−20 叶の高手(小休止)

          オオカメノキ                         タムシバ
        ベニサラサドウダン?                     イワカガミ

 

 12:00 三吉ミチギの水場通過。

 
                 タニウツギ

 
                       

 
           ヒメサユリ

 12:35−45 赤倉沢でスパッツ&靴の泥落とし。

 12:50 いわなの里着。
 テントの下では婦人会の方々が、手作りの甘酒とお漬物で迎えてくださった。(おいしい〜♪♪)

 

 温泉の混み具合が心配だったので、下山者の人数を尋ねてみると、30分前に一番早い人が下りて
 きて、まだ数人とのこと。女性では私が初めてだそうだ。
 駐車場にも往きと変わらず車が停まっていた。

 13:05 いわなの里臨時駐車場を出発。
 帰路、川の駅にある只見温泉保養センターへ寄り入浴。当日配られた割引券利用で
 一人/200円であった。(ボディーソプ&リンスインシャンプー、ドライヤーあり)
 

   後  記


 降られなかったものの、道中チラリともお山の景色が見えず残念だったが、ガスに濡れたお花や木々
 の緑は瑞々しく美しかった。撮らなかったお花も多く、思いがけず多種類のお花に出会えた。
 いづれは、紅葉の頃にも歩いてみたい。

 そしてお目当ての山バッチ。開山祭の日にプレゼントされる非売品で、毎年違うデザインだそうだ。

 
 



山行記